TOP 【プロ経営者の条件】新井 健資氏 リクルートに入社して住宅関連の新規事業を成功に導く。そして再建会社の経営トップへ。(Vol.2)

2021/09/07

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第2回

リクルートに入社して住宅関連の新規事業を成功に導く。そして再建会社の経営トップへ。(Vol.2)

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  • 株式会社カチタス 代表取締役社長 新井 健資氏

 

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経営のプロフェッショナルとして、社外から招聘されて経営にあたるプロ経営者。彼らが持つ高いマネジメントスキルや豊富な経営経験、独自の思考法は、多くの企業に刺激を与え、経営を活性化している。激変する日本のビジネス環境の中で、その存在はますます大きな注目を集めている。

 

プロ経営者のプロたるゆえんを、実際に活躍中のプロ経営者の話から解き明かしていく「プロ経営者の条件」。今回は、株式会社カチタス 代表取締役社長の新井健資(かつとし)氏をゲストにお迎えした。新井さんは政治家になる夢を抱き、銀行退職後に28歳の若さで都議会議員選挙に出馬したものの落選。その後、ベイン・アンド・カンパニーに入社しコンサルタントとして従事した後、コロンビア大学ビジネススクールでMBAを取得した。帰国後にはリクルートで住宅関連事業を担い、新規事業部門ゼネラルマネジャー、営業部長等を歴任。その後、やすらぎ(現 カチタス)の経営再建を託され、代表取締役社長に就任した。それ以来、同社は順調に業績を伸ばし、東京証券取引所第一部に上場を果たした。東大応援部で鍛えた精神力と熱い心で経営の指揮をとる新井氏に、3回にわたってお話をうかがった。

(聞き手:井上和幸)

リクルートに入社してスーモカウンターを立ち上げる

井上 海外留学から帰られて、今度はリクルートに入社されました。その経緯はどんなものだったのでしょうか。

 

新井 ベインの最後のころにコンサルの道をそのまま進むという選択肢は、自分の中ではなくなっていました。むしろ事業経営に関わって、最終的には経営トップになりたいと考えていました。しかし、いきなりは無理ですから、その前段階で経営トップに近い仕事をしたいというのが次の仕事のポイントでした。

その1つは企業再生。もう1つが新規事業です。その2つのどちらにしようか迷っていましたが、最後の最後でリクルート・エックス(現リクルートエグゼクティブエージェント)の人に、リクルートの新規事業を紹介してもらいました。

 

井上 リクルートに入られたのは何年ですか。

 

新井 2004年です。ほぼ他社に決まっていたんですが、最後に「1社会ってみない?」と言われたのがリクルートだったんです。いまとなってみれば一番いい選択をしたと思います。

入社にあたって当時の取締役人事部長と面接しましたが、「新規事業をやりたいんだって?どれでもいいから選びなよ」とリストを見せられて(笑)。リクルートらしい口説き方だと思いました。それはともかく、新規事業の責任者をすることだけは約束してくれて、それで入社を決めました。

 

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プロフィール

  • 新井 健資氏

    株式会社カチタス 代表取締役社長

    1993年4月 株式会社三和銀行(現 株式会社三菱UFJ銀行) 入行 1997年9月 衆議院議員古川元久事務所秘書 1999年2月 ベイン・アンド・カンパニー・ジャパン・インク 入社 2004年8月 株式会社リクルート(現 株式会社リクルートホールディングス) 入社 2012年6月 株式会社やすらぎ(現 株式会社カチタス) 入社 代表取締役社長 (現任) 2016年3月 株式会社リプライス 代表取締役会長 2017年3月 株式会社リプライス 代表取締役社長 (現任)