TOP 成功する経営者は皆、多読家。「TERRACEの本棚」 経営者として、あるいはリーダーとしての、大きな武器/『ゼロから年商10億円企業を創る 3つのステージを突破する6つの戦略』

2021/06/16

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第142回

経営者として、あるいはリーダーとしての、大きな武器/『ゼロから年商10億円企業を創る 3つのステージを突破する6つの戦略』

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  • 株式会社ぱる出版 編集部 岩川 実加氏

 

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成功する経営者は皆、多読家。成功している経営者が注目している、読んでいる書籍をご紹介してまいります。
今回は、『ゼロから年商10億円企業を創る 3つのステージを突破する6つの戦略』。本書の編集を手掛けられた、株式会社ぱる出版 岩川実加氏に見どころを伺いました。

 

年商10億円企業は、誰にでも創ることができる――

 

そう断言するのは、『ゼロから年商10億円企業を創る 3つのステージを突破する6つの戦略』の著者・松本剛徹氏。

 

松本氏は、会社設立と売却を繰り返すシリアルアントレプレナー(連続起業家)である。全10事業を多角的に展開し、経営する会社の年商規模は30億円超。これまでには、会社売却1回、事業売却3回を経験。起業した会社が20代経営者のベストベンチャー30に選出されたこともある。

 

これだけを聞くと、順風満帆な経営者人生を歩んできたように思えるが、決してそうではない。起業して間もない頃は、コンビニやガソリンスタンドの深夜アルバイトをしようにも全て面接落ち。日雇いのアルバイトをして生計を立てていた。

 

そんな松本氏が、数々の失敗や挫折を経てつかんだ成功ノウハウを詰め込んだのが、『ゼロから年商10億円企業を創る 3つのステージを突破する6つの戦略』。コンサルタントが語る机上の空論ではない、リアルな経営ノウハウを包み隠さずに公開しているところが、本書の価値であり、魅力である。ここでは、そのエッセンスを紹介したい。

 

まず、本書では、企業の成長ステージとして、次の3つを定義する。

・ステージ1:年商0~1億円【幼少期】

・ステージ2:年商1~5億円【青年期】

・ステージ3:年商5~10億円【成人期】

 

これら3つのステージではそれぞれ、経営者を待ち構える困難・課題は異なる。そのため、事前に準備をし、適切な対策を講じる必要があるという。登山の際に、登る山の高さに合わせて装備を変えるように。

 

次に、各ステージにおいて経営者が考えるべき要素として、次の6つを挙げる。

・ビジネスモデル

・商品企画

・セールス・マーケティング

・資金調達・財務戦略

・採用・組織・チームづくり

・経営者の思考とマインドセット

 

たとえば「ビジネスモデル」なら、ステージに応じて異なるアプローチで立案しなければならないということ。3つのステージを突破するために、これら6つの要素について戦略を立てる必要があるのだ。

 

最後に、本書では、ゴールとしてM&A(会社売却)を設定している。起業する最初の段階からM&Aを想定し、組織体制や財務内容を少しずつ整えていくのがスムーズなやり方だという。

 

本書でゴールをIPO(上場)ではなく、M&Aに設定したのには理由がある。日本ではまだまだネガティブなイメージを持たれがちなM&Aも、アメリカでは当たり前。起業家の多くはIPOよりもM&Aをゴールに...

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プロフィール

  • 岩川 実加氏

    株式会社ぱる出版 編集部

    1985年生まれ。お茶の水女子大学卒業後、株式会社明治書院に入社。高等学校国語科の検定教科書や日本語学・日本文学関連の雑誌・学術書の編集に携わり、2019年より現職。現職・前職を含めた主な担当書籍は『新入試評論文読解のキーワード300改訂版』『和歌文学大系4 萬葉集(四)』『ことのは!#万葉恋日和』『自分らしさを言葉にのせる 売れ続けるネット文章講座』『BASEで月5万稼ぐ HAPPYネットショップ副業♡』『鋼のメンタルを手に入れる ゴリラ式メタ認知トレーニング』『ぼくたちに、もう社員は必要ない。ひとり社長のビジネス拡大戦略』など。