2020/11/27
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KEIEISHA TERRACEセミナー ナレッジライブラリー
第6回
【伊藤羊一氏×小杉俊哉氏×井上和幸】対面でもリモートでも、成果が最大になる方を選べばいい。
- 転職
- キャリア
- ヤフー株式会社コーポレートエバンジェリスト Yahoo!アカデミア学長 伊藤 羊一氏
- 合同会社THS経営組織研究所 代表社員 小杉 俊哉氏
- 株式会社経営者JP 代表取締役社長・CEO 井上和幸
10月29日、【KEIEISHA TERRACE オンライントークライブ】「徹底討論! ウィズコロナのリーダーシップ アップデート編」が開催されました。鼎談メンバーは、伊藤羊一氏(ヤフー株式会社コーポレートエバンジェリスト、Yahoo!アカデミア学長)、小杉俊哉氏(合同会社THS経営組織研究所代表社員、慶應義塾大学大学院理工学研究科訪問教授)、そして、弊社代表取締役社長・CEOの井上和幸です。
コロナ禍となってから半年以上が経過した今、各社の取り組みや現状、そこから見えてきた課題などを踏まえて、これから必要なリーダーシップなどについて改めて語り合っていただきました。ここでは盛りだくさんだった鼎談のごく一部を抜粋・編集し、前・後編の2回にわたってお届けします。
対面でもリモートでも、成果が最大になる方を選べばいい。
トーク序盤の話題は「オンライン・リモートワークは今後も機能するか?」。まず、ファシリテーターの井上から、「最初にリモートに振り切った中のいくつかの会社が対面型の方に戻そうという話が出ているのが興味深い」という話題提起があり、視聴参加者の方々に現在の勤務状況などいくつかのアンケートを行いました。
続いて、伊藤氏が、7月にレノボが行った国際調査を紹介。それによると、日本は「在宅勤務を生産性ダウンと感じている人」が先進国10か国の中で突出して高い結果になっているとのこと。
これを受けて、コロナ禍でも意識が変わらない日本の経営者や、変わりたくない人々についての議論になりました。
以下は、それに対するおふたり(伊藤氏、小杉氏)のコメントの一部です。
「オンラインがえらいとか、オフラインがえらいといった話ではない。成果を最大限に出すため、そして、生産性を最大限に上げるためにどうしているか?――という発想が、日本の会社の幹部には圧倒的に足りないのではないか」(伊藤氏)
「イノベーションのアイデアはたまたま隣の部署と人とオフィスで話しているときに生まれることもある。そういった生産性、アウトプットを極大化することにおいて『リモートワークは弊害がある』と捉えているのであれば、それは是とする部分がある。しかし、多くの場合は、単純に『対面で顔を合わせないと話にならないよ』という意味で言っているのではないか? それは違うと言いたい」(小杉氏)
こうした話の流れを受けて、リモートワーク下でのコミュニケーションの在り方について語り合っていただいたのが以下の内容です。ここからは、トークライブの再現に近い形...
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