TOP 成功する経営者は皆、多読家。「TERRACEの本棚」 脳科学に基づく「読書法」で、アウトプットの仕組みを作る。/『死ぬほど読めて忘れない 高速読書』

2020/10/07

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成功する経営者は皆、多読家。「TERRACEの本棚」

第126回

脳科学に基づく「読書法」で、アウトプットの仕組みを作る。/『死ぬほど読めて忘れない 高速読書』

  • 組織
  • 経営
  • アスコム 編集長 小林 英史氏

 

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成功する経営者は皆、多読家。
成功している経営者が注目している、読んでいる書籍をご紹介してまいります。
今回は、『死ぬほど読めて忘れない 高速読書』
本書の編集を手掛けられた、アスコムの小林英史氏に見どころを伺いました。

 

 

「高速読書」とは、1冊の本を30分で3回読むという読書法です。速く読むだけではありません。読んだ本の内容が記憶に定着し、アウトプットできるようになります。

 

「高速読書」の生みの親、上岡正明さんは1975年生まれ。27歳でマーケティングのコンサルティング会社を設立して軌道にのせ、事業を拡大する一方、投資家としても成功した、絵に描いたようなビジネスリーダーです。

 

けれど、上岡さんは、
「もともと私は落ちこぼれでした」
と、自身の体験を本の中で語っています。そして、現在の成功のすべてを「『高速読書』によって手に入れることができた」とも。

 

「とにかく本をたくさん読んで自分を成長させたい」という一心で、脳科学を研究しながら、自力で速く読むための方法を模索し、練り上げた、上岡さん独自のメソッド。それが「高速読書」です。

 

実は、「高速読書」のキモは、本を読んで、覚えて、活用する、それで終わりではありません。具体的なやり方を紹介しながら、その真価を見てみましょう。

 

「高速読書」では、1冊の本を3回読みます。1回目は15分、2回目は10分、3回目は5分で読んでしまいます。合計30分。

 

まず、ノートを用意し、そこに読書の目的を書き出します。「高速読書」では、初めに目的を明確にしておくことが非常に重要になってきます。

 

次に、タイマーを15分に設定し、1回目の読書をスタート。読みながら、目的に沿った内容のページの端を折って目印をつけていきます。

 

2回目(10分)は、目印をつけた箇所を中心に読みつつ、思いついたアイデアなどをページに直接書き込みます。

 

3回目(5分)は、書き込んだページを重点的に読み直します。

 

こうして3回読み終えたら、ノートをまとめます。初めに書いた目的に並べて、書名や日付、本のポイントと具体的な行動プランを箇条書きにします。2回目の読書の際の書き込みを見直しながら、時間をかけず、シンプルな言葉で、あくまで簡潔に。

 

ノートが完成するころ、読み終えた本は、もうすっかり己の血肉になっているはずです。

 

そして、このノート作りこそが、読書をアウトプットに繋ぐ「仕組み」となるのです。これが、ビジネスで成功をおさめた上岡さんだからこそ生み出せた「高速読書」の真価だと言えます。

 

本の内容を記憶し、具体的な行動プランに落とし込んで、ビジネスシーンで実際に活かすのであれば、アウトプットの「仕組み」を持つ必要がある、と上岡さんは提言しています。

 

「大切なのは、目...

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プロフィール

  • 小林 英史氏

    アスコム 編集長

    慶應義塾大学を卒業後、PHP研究所に入所。政治経済書やビジネス書、教養新書などの編集に携わる。その後、アスコムで健康実用書、自己啓発書など、さまざまなジャンルの書籍を担当。主な担当作品は『田原総一朗責任編集 オフレコ!』『「孤独」が一流の男をつくる』『聞くだけで自律神経が整うCDブック』『医者が考案した長生きみそ汁』など。