TOP 敏腕キャピタリストの着眼点 デジタルガレージ×大和証券の圧倒的な目利き力で、最先端の5分野中心に投資する。【後編】

2020/09/17

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第15回

デジタルガレージ×大和証券の圧倒的な目利き力で、最先端の5分野中心に投資する。【後編】

  • 組織
  • 経営
  • 株式会社DG Daiwa Ventures 投資部長  中島 淳一氏
  • 株式会社DG Daiwa Ventures プリンシパル 眞田 雄太氏
  • 株式会社 経営者JP 代表取締役社長・CEO 井上 和幸

 

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DG Daiwa Ventures投資部長の中島淳一さんと同プリンシパルの眞田雄太さんをお迎えしている「敏腕キャピタリストの着眼点」——。後編では、注目企業、投資先の企業や経営陣を見るポイントなどをうかがっています。

敏腕キャピタリスト注目の最先端領域の4企業とは?

井上 御社としてバックアップされている、今注目すべき投資先を、いくつか教えていただけますか。

 

 

中島 我々は1号ファンドでIdein(イデイン)という国内企業に投資させていただいています。Idein社が最初の外部調達を行なった時期に我々も投資させていただきましたが、まさにDG Labがしっかり技術デューデリジェンスした結果、アーリーステージの会社であっても技術の判断ができました。「これはすごい」と。

 

 

井上 具体的にはどのような技術とプロダクトを持っていらっしゃる会社でしょうか。

 

 

中島 端末からのデータを、利用者に近いエリアで処理する「エッジコンピューティング」の領域におけるキーとなる技術を有しており、同社が提供している『Actcast』というプラットフォーム は、高度なAI解析を利用したIoTシステムを手軽に、かつ安価に構築できる開発者向けのPaaS(Platform as a Service)です。エッジコンピューティングアーキテクチャによって、IoTシステム導入における大幅なコスト削減とプライバシー保護を実現することができるすごいソリューションです。

 

 

井上 眞田さんからは他にいかがですか。

 

 

眞田 これも国内企業ですが、Fairy Devices(フェアリーデバイセズ)という会社があります。音声対話システムのためのクラウドAPIサービスや、音声入出力ハードウェアの開発販売などを主要事業としている会社です。

 

同社は我々が投資する前から非常に高度な音声認識技術を持つ会社として、VC界隈でも評判でした。我々はDG Labと連携し、一年以上の時間を費やし、会社との信頼関係を構築しつつ、同社技術の理解を深めていきました。そして、GoogleやAmazonがスマートスピーカーの普及に力を入れ始めたタイミングで、かなりの確信をもって投資をさせていただいていただきました。

DG Labファンド1号としてこれからを非常に期待できる会社です。

 

 

眞田 また、グローバルで見ると、我々のシンボル銘柄のひとつに、Blockstream(ブロックストリーム)というカナダの会社があります。

ビットコインの基...

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プロフィール

  • 中島 淳一氏

    株式会社DG Daiwa Ventures 投資部長 

    慶應義塾大学商学部卒、ペンシルバニア大学ウォートン校 MBA 卒。 三井住友銀行・KPMG FASを経て、ローンスターにて投資業務に従事。以後、丸紅(米国)・クールジャパン機構で、ベンチャー投資を含めた投資業務を担当。 2018 年3月より現職。

  • 眞田 雄太氏

    株式会社DG Daiwa Ventures プリンシパル

    2009年4月大和証券SMBC(現・大和証券)に入社。生損保を中心に金融セクターの投資銀行業務に従事した後、日本市場へのIPO業務を担当。ネット系ベンチャー企業を中心に多数の主幹事案件を主導。主幹事案件のうち8社が上場。2016年10月より現職。Blockchain、AIを中心に国内外12社に投資。うちリード投資6社。

  • 井上 和幸

    株式会社 経営者JP 代表取締役社長・CEO

    早稲田大学卒業後、リクルート入社。コンサルティング会社取締役、リクルートエグゼクティブエージェントマネージングディレクター等を歴任。2010年経営者JPを設立し、現職。