TOP イマ、ココ、注目社長! 会社を救った宝「銀の糸」が広げるウェアラブルIoTの可能性。【前編】

2020/01/29

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イマ、ココ、注目社長!

第66回

会社を救った宝「銀の糸」が広げるウェアラブルIoTの可能性。【前編】

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もともとは祖父が立ち上げた、創業60年を超える西陣織の携帯メーカー。その家業の危機に3代目社長として立ち、今最も注目を集めるウェアラブルIoT企業にまでに変貌させた三寺歩氏。実は、父親から会社の窮乏を打ち明けられるまで、会社を継ぐつもりはまったくなかったと話します。

 

いまや、跡継ぎが新たな事業を興す“アトツギ創業”の関西代表として、そのサクセスストーリーがメディアに取り上げられることも多いミツフジ株式会社が、どのようにして息を吹き返したのか? その興味深いプロセスと、今や眼前に大きく広がっているスマート衣料メーカーとしての未来について語っていただきました。

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プロフィール

  • 三寺 歩氏

    三寺 歩氏

    ミツフジ株式会社 代表取締役社長

    1977年生まれ。京都出身。立命館大学卒業後、松下電器産業株式会社(現パナソニック株式会社)に入社し、大手法人顧客を担当。その後、シスコシステムズ合同会社、SAPジャパン株式会社、ブルーコートシステムズ合同会社を経て、2014年9月に三ツ冨士繊維工業株式会社(現ミツフジ株式会社)に入社、代表取締役社長に就任。

    代表取締役就任後、廃業寸前であった同社の立て直しに取り組み、導電性繊維AGpossに特化したビジネスモデルに移行。2016年12月には、AGpossを使用したウェアラブルプラットフォームhamonを発表、発売を開始した。アパレル産業を始め、様々な企業が新規事業開発に取り組む中、IoT事業の立ち上げ支援を実施。

    ワコール、キムラタンなどの企業が同プラットフォームによるIoT事業の展開に取り組む。
    国内の自治体の未病対策、過疎・高齢化地域などに関するプラットフォーム作りに参画し、
    福島県川俣町、島根県松江市、奈良県生駒市など7自治体で連携協定を含めた取り組みを実施。また、グローバル基盤としてIBM Maximo Worker Insightを採用し、グローバル企業の現場、従業員の安全管理の迅速な立ち上げの提案を行っている。

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