TOP スペシャルコラムドラッカー再論 企業を「多角化」へと突き動かす内的誘因。

2019/12/02

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第197回

企業を「多角化」へと突き動かす内的誘因。

  • ドラッカー再論
  • エグゼクティブ
  • マネジメント
  • 株式会社 経営者JP 代表取締役社長・CEO 井上和幸

 

多角化の弊害としてドラッカーは、その複雑性がもたらす情報流通の遅延、マネジメントが知覚できる現場情報からの距離の拡大を指摘する。

 

「意味ある事態とは、その本質からして報告システムには乗らないものである。数字となったときにはもう遅い。おそらく遅すぎる。何が意味あることがわからなければ、すなわち、現実と期待を照合することができなければ、不意を打たれるだけである。問題になってから、問題に気づくだけである。逃したあと、機会のあったことに気づくだけである。」(『マネジメント–-課題、責任、実践』、1973年)

 

ううむ…まさしく、昨今流行りの...

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プロフィール

  • 井上和幸

    株式会社 経営者JP 代表取締役社長・CEO

    1989年早稲田大学卒業後、リクルート入社。2000年に人材コンサルティング会社に転職、取締役就任。2004年よりリクルート・エックス(現・リクルートエグゼクティブエージェント)。2010年に経営者JPを設立、代表取締役社長・CEOに就任。 『社長になる人の条件』(日本実業出版社)、『ずるいマネジメント』(SBクリエイティブ)『30代最後の転職を成功させる方法』(かんき出版)など著書多数。