TOP プロ経営者の条件 都市銀行でバブル崩壊を経験。目の当たりにした企業の栄枯盛衰が志を抱くきっかけに

2019/09/27

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プロ経営者の条件

第4回

都市銀行でバブル崩壊を経験。目の当たりにした企業の栄枯盛衰が志を抱くきっかけに

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創業者一族の中から、あるいは優秀なメンバーが社内競争を勝ち抜いた末にその座に就くことが多い日本の経営トップ。だが、2000年代に入ってから、欧米スタイルともいわれていた「プロ経営者」への注目が徐々に集まり始め、今や実績、存在感ともに無視できないものになってきている。

 

では、プロ経営者をプロフェッショナルたらしめる条件は何だろう?

 

「プロ経営者の条件」、二人目のプロ経営者としてご登場いただくのは、業界に先駆けてSPA(商品企画から製造、販売までを一貫して行う小売業)となった国内では異色のホームセンター大手、株式会社カインズの代表・高家正行氏。

 

前職、ミスミグループ本社でも経営者として手腕を発揮したことが知られている高家氏だが、はたしてどのような道のりを辿り、どのように歩みを振り返り、どうやって研鑽を重ねてきたのだろう。職業人生の比較的早い時期からプロ経営者を目指していた氏の、人物像に迫ります。

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プロフィール

  • 高家 正行氏

    高家 正行氏

    株式会社カインズ 代表取締役社長 CEO

    1963年、東京都生まれ。1985年、慶應義塾大学経済学部を卒業後、株式会社三井銀行(現:株式会社三井住友銀行)に入行。1999年にA.T.カーニー株式会社に入社。2004年に株式会社ミスミ(現:株式会社ミスミグループ本社)に入社し、2008年に同社代表取締役社長に就任、2013年まで務める。2016年に株式会社カインズの取締役に就任。取締役副社長を経て、2019年から現職。2022年3月から株式会社東急ハンズ(現:株式会社ハンズ)代表取締役会長も兼務している。

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