TOP 成功する経営者は皆、多読家。「TERRACEの本棚」 倒産寸前から25の修羅場を乗り切った全ノウハウ

2019/09/11

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成功する経営者は皆、多読家。「TERRACEの本棚」

第64回

倒産寸前から25の修羅場を乗り切った全ノウハウ

  • 組織
  • 経営
  • ダイヤモンド社 書籍編集局 第三編集部 副編集長 寺田庸二氏

 

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成功する経営者は皆、多読家。
「TERRACEの本棚」では、成功している経営者が注目している、読んでいる書籍をご紹介してまいります。
今回は、『倒産寸前から25の修羅場を乗り切った社長の全ノウハウ』。
本書の編集を手掛けられた、ダイヤモンド社の寺田庸二氏に見どころを伺いました。

 

 

著者の前著『ありえないレベルで人を大切にしたら23年連続黒字になった仕組み』がベストセラーになり、ある日、エージェント経由で韓国の出版社から翻訳オファーが!

 

すると、後日、驚きの情報が著者から寄せられました。
韓国版の翻訳者が「日本レーザー」に入社したいと応募してきたというのです。
聞けば、この方、海外の有名大学院卒の超エリート。世界中見渡しても、「日本レーザー」のような「人を大切にする会社」はないので、ぜひとも入社したい、と言ってきたのだとか。ただ、今回はご縁がなかったようでしたが、この“事件”も著者の人生同様、「ありえないレベル」の出来事でした。

 

さて、今回の『倒産寸前から25の修羅場を乗り切った社長の全ノウハウ』を取材中、私は大いに反省させられました。
なぜかというと、前著『ありえないレベルで人を大切にしたら23年連続黒字になった仕組み』で、経営ノウハウから経営の在り方まですべて網羅したと思い込んでいたからです。
取材を重ねれば重ねるほど、前著で拾いきれなかったエピソードやその背景となる新たな事実・ノウハウが次々出てきたのです。

 

よって今回の本は、「人を大切する仕組み」を描いた前著で掘り下げきれなかった、「生々しいドラマチックな経営の修羅場をどう乗り切ったか」にフォーカスしました。

 

著者が遭遇した「修羅場」は実に過酷です。
なかには、自助努力ではどうにもならないことも多々ありました。

 

◆生後3日で双子の息子が急死
◆ナンバー2の筆頭常務の裏切り・独立で売上2割減
◆たった1円の円安で年間2000万円コストアップ
◆ある日突然、外資系メーカーから「メール一本」で契約打ち切り
◆41歳で胃潰瘍、42歳で十二指腸潰瘍、47歳で大腸ガン、その後嗅覚喪失
◆独立時に、妻に内緒で6億円個人保証
◆専門商社のビジネスモデルで、日々襲ってくる先払いの資金ショートの恐怖
◆背筋も凍る2億7000万円未回収事件

 

……などなど、「リアルな修羅場」をどうやって乗り切ったのか。そのノウハウを惜しみなく凝縮した、なかなかない本だと思います。

 

もし、あなたが、ある日突然、「子会社の社長になれ」と言われ、不良債権、不良在庫、不良設備、不良人材など「4つの不良」以外何もない会社だとしたら、どうしますか?

 

一人の日本人経営者が「25の修羅場」をどうやって乗り切り、75歳の今もなぜあんなに笑顔で仕事をしているのか?
その秘密を経営からプライベートの健康も含め、出し惜しみなく公開しました。

 

私自身、本書が140作目を数えますが、きれいごと、精神論一切なしです。
著者の「レーザー専門輸入商社」は、世界一過酷なビジネスモデルの一つかもしれません。

 

ありえない修羅場をどう克服し、...

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プロフィール

  • 寺田庸二氏

    ダイヤモンド社 書籍編集局 第三編集部 副編集長

    ダイヤモンド社書籍編集局第三編集部副編集長。処女作20作連続重版更新中(2003年12月〜)。生涯141作・生涯重版率8割超。最新作・出口治明『哲学と宗教全史』(A5上製468p・本体2400円)は有名書店員さんから「100年残る王道の1冊」「今年一番の本」と評される。 担当著者は20代から90代までの個性派ぞろい(経営者、ノーベル化学賞候補者から人気料理家まで)。ジャンルも、高価格翻訳書から、経営、会計、不動産、証券化、営業、交渉、話し方、語学、数学、サービス、マーケティング、コピーライティング、ネット広告、声トレ、文章術、自己啓発、ノンフィクション、お金、農業、光触媒、シーケンス制御、ISO(9001・14001)、資格試験、法律、小説、日本史、哲学・宗教、占い、子育て、野球、かけっこ、レシピまでとにかく幅広い。とことん面白くて一生持っていたくなる本づくりに励んでいる。 担当書籍に、『哲学と宗教全史』(発売即大重版)、『ザ・コピーライティング』(本体3200円・22刷)、『効率が10倍アップする新・知的生産術』(25万部)、『起きていることはすべて正しい』(17.5万部)、『カヨ子ばあちゃん73の言葉』『カヨ子ばあちゃんの男の子の育て方』『赤ちゃん教育』『0歳からみるみる賢くなる55の心得』(カヨ子ばあちゃんシリーズ累計40万部超)、『志麻さんのプレミアムな作りおき』(処女作13万部)、『世界一やさしい会計の本です』『世界一感動する会計の本です【簿記・経理入門】』(シリーズ25万部超)、『凡人が最強営業マンに変わる魔法のセールストーク』(処女作、シリーズ20万部超)、『「金持ち大家さん」になるアパート・マンション経営塾』(処女作、シリーズ20万部超)、『世界に1つだけの英語教科書』(10万部)、『第一人者が明かす 光触媒のすべて』『1坪の奇跡』『売れ続ける理由』など。人にフォーカスした本づくりで、あらゆるジャンルに飛び込む。販促にも意欲的に取り組み、書籍オンライン(BOL)を活用したジェットストリーム販促を得意とする。部員のゲラに愛のあるコメントで直しを入れる傍ら、「技術と精神がドライブがかった本を、孫の世代まで読み継がれる本を、光の当たらないところに光を当てる本を」の3大モットーでベスト&ロングセラーに挑む。各種「出版ゼミ」の審査員も多数経験(愛のある講評が好評)。軟式・硬式・準硬式野球歴14年。メインは二塁手。特技はスクイズ。趣味は散歩。 現在、処女作21作目の処女作、能作克治『〈社員15倍! 見学者300倍!〉踊る町工場〜伝統産業とひとをつなぐ「能作」の秘密〜』(10月10日刊、9月12日に「カンブリア宮殿」〈テレビ東京系〉に著者出演予定)を準備中。処女作への想いは、最近訪れたグレート・バリア・リーフの海より深い。 【twitter】@yoji_terada