2019/06/25
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社長を目指す方程式
第16回
決める、そして動かす… 橋下徹氏が貫く、リーダーに必須の「実行力」
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- 井上 和幸 株式会社 経営者JP 代表取締役社長・CEO
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こんにちは、経営者JPの井上です。
社長になる人に求められるものは、何といっても「ものごとを動かす力」です。
ものごとを動かす力のあるリーダーのひとりとして私が長らく注目し続けている方のおひとりに、橋下徹さんがいます。その明快さやダイナミックさゆえにか、炎上などもよくされてはいますが、私は彼の動き方は本当に素晴らしいと思っています。
橋下さんのものごとの決め方、実行力には、社長を目指す皆さんにとっても非常に参考になる部分が多いので、今回はそこに着目してみたいと思います。
今回の社長を目指す法則・方程式: 橋本 徹 氏「比較優位思考」 |
◆三つの案から、最もましなものを選択する
38歳で大阪府知事、42歳で大阪市長となり、「大阪維新の会」「日本維新の会」「維新の党」「おおさか維新の会」を旗揚げ、代表を歴任。大阪都構想などダイナミックな政治活動を展開してきました。大阪都構想の住民投票で敗北し2015年12月に政界を引退されましたが、大阪府知事出馬前の“茶髪タレント弁護士”のイメージが一掃される風格ある政治家としての活動、存在感を築き上げたのは凄いなと拝見してきました。そんな橋下さんの近著『実行力 結果を出す「仕組み」の作り方』(PHP新書)で、橋下さんは明確に「僕がリーダーとしてこだわってきたことは『実行力』です」と言い切っています。全ての行動が「いかに実現、実行するか」に貫かれ、具体的であるところは、上司の皆さんが参考にしていただけるものが非常に多くあると思います。