TOP イマ、ココ、注目社長! 未知の市場を切り拓き、世界一の日本酒企業をめざす。

2019/06/05

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第30回

未知の市場を切り拓き、世界一の日本酒企業をめざす。

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  • 株式会社Clear 代表取締役CEO 生駒 龍史氏

 

今年5月、『百光 -byakko-』という名の日本酒が、世界的ワイン品評会である「IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)2019」でゴールドメダルを獲得しました。出品したのは、プレミアム日本酒ブランド『SAKE100(サケハンドレッド)』を運営する、株式会社Clear(クリア)。同社は「日本酒の可能性に挑戦し、未知の市場を切り拓く」をミッションとし、オリジナルのプレミアム日本酒のみを扱うECサービスのほか、国内外に向けた日本酒専門WEBメディア『SAKETIMES(サケタイムズ)』を運営している会社です。日本酒市場における高価格マーケットの創造をめざし、その先の目標に「世界一の日本酒企業になること」を掲げる生駒龍史 代表取締役CEOに、日本酒と経営に対する思いなどを伺いました。

 

国税庁のデータによれば、1975年をピークに日本酒飲酒量は減少傾向が続いており、日本人の日本酒離れが言われています。日本酒のイメージを尋ねると、その魅力にはまっている人がいる一方で、「敷居が高い」、「何を飲んだらよいかわからない」「飲みにくい」といった声も多くあります。

 

でも、もし日本酒は飲みにくいという彼らが、「本当に美味しい日本酒」を飲んでいたら。また、飲食は「情報や知識」によって味わうものでもありますが、日本酒について詳しい誰かに教わる機会があったとしたら。その思い込みや先入観は覆され、もっと多くの人たちが日本酒の美味しさとその深い魅力に気づくのではないかと思います。

 

実際、そうした思いから株式会社Clearを創業し、「変革を起こすSAKEイノベーター」(Forbes Japan)にも選ばれている生駒龍史社長自身も、実は、20代前半までは日本酒に対しては、なじみも、良い印象もなかったといいます。

 

しかし、大学卒業後、早々にサラリーマン生活に区切りをつけ自らECビジネスを立ち上げていた生駒社長は、酒屋の跡継ぎの友人から美味しい酒を勧められ、話を聞かされるうちに日本酒が大好きになります。そして、その友人と2012年4月に日本酒の通販を始めてしまったのです。

 

 

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プロフィール

  • 生駒 龍史氏

    株式会社Clear 代表取締役CEO

    日本大学法学部卒業後、2年間の社会人経験を経て独立し、2013年2月に株式会社Clearを設立。日本酒のサブスクリプションコマース事業、日本酒ダイニングバーの創業を経て、2014年にローンチした日本酒専門WEBメディア「SAKETIMES」は現在、月間70万ページビュー・30万ユニークユーザー数に及び、最大級に成長。2016年には英語版WEBメディア「SAKETIMES International」をリリースし、ネイティブのライター・編集者とともに世界中に「SAKE Curious(=SAKEに興味を持つ人たち)」を増やすことを目指している。2018年7月に老舗酒屋有限会社川勇商店を買収し、プレミアム日本酒専門のD2Cコマース「SAKE100(サケハンドレッド)」をスタート。“100年誇れる1本を。”をテーマに掲げ、すべての商品をClearと酒蔵で共同開発し、高い付加価値を有する高品質・高価格な日本酒だけを、インターネットを通じて販売。同年10月に7500万円の資金調達を実施し、SAKE100の世界展開を狙う。