2020/03/24
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本音、本気のリーダーシップの生まれ方
第3回
人脈づくりの基本は、自分が何者かをきちんと伝えること。(Vol.3)
- スペシャル対談
- 経営者インタビュー
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「経営者を語る」――今回のゲストは伊藤羊一さんです。伊藤さんは、ヤフー株式会社コーポレートエバンジェリスト、Yahoo!アカデミア学長、および株式会社ウェイウェイ代表取締役を務める一方で、『1分で話せ』、『0秒で動け』(ともにSBクリエイティブ)、『やりたいことなんて、なくていい。将来の不安と焦りがなくなるキャリア講義』(PHP研究所)などのベストセラー作家としても知られています。
「キャリアのつくり方」や「つまらない仕事の楽しみ方」、「本当の人脈のつくり方」などについて、弊社代表取締役社長・CEO井上和幸と語り合っていただきました。全5回でお届けします。
井上 伊藤さんはご著書の中で、《あなたのキャリアは「応援される力」で決まる》など、コミュニケーションのコツや人脈づくりに関する話もされています。《異業種交流会や名刺交換会なんて意味がない》という話は、まさにその通りですね。
伊藤 私自身、いろいろな方と名刺交換をする機会が日増しに増えていくのですが、そうすると相手のことを忘れてしまう。そんな人間にはなりたくないと心の底から思っていたのに、物理的なキャパを超えると覚えていられないんです。
相手のことを思い出せるようにするためには、「あ、あのときの仕事のあの方か」と、仕事の上で印象付けるしかない。私も忘れられたら困るので、そのための工夫は全ての行動においてしています。
井上 例えば、どんなことですか。
伊藤 そういうことを全部話すと、何かとても小賢しい感じになってしまいますが……、例えば、私は取材されて写真を撮るときには、いつも同じTシャツを着るんですよ。顔は覚えていなくても、Tシャツのデザインを覚えてくれる方がいるからです。この無精ひげもそうです。なるべく均等にずっと同じような形を保つようにしています。そうすると、「ああ、この人は見たことがある」となる。
また、当然のことながら、こういった取材の機会を断ることはありません。露出の機会が増えた方が覚えてくれるからです。
人脈づくりもそれと似たようなところがあります。例えば、私はFacebookの投稿時間なども相当気にしていました。今はもう面倒くさくなってしまいましたが、5年くらい前には、投稿する時間を毎日少しずつ変えてみて、「いいね」の数が一番伸びやすい時間帯を探っていました。
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