TOP イマ、ココ、注目社長! 個人と企業、企業と企業の取引を活性化して、日本のGDPを増大させる。【後編】

2023/11/24

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イマ、ココ、注目社長!

第385回

個人と企業、企業と企業の取引を活性化して、日本のGDPを増大させる。【後編】

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300種類以上の業種を扱う見積もりプラットフォーム「ミツモア」と、事業者の業務オペレーション全体を効率化するSaaS「MeetsOne」を提供する、株式会社ミツモア。2017年の創業以来、年率2倍という高い成長率を維持しています。

 

創業者で代表取締役CEOの石川彩子さんは「日本のGDPにインパクトを与えるためには、もっと成長スピードを高める必要がある」と語ります。後編では、ミツモアの組織づくりの変遷と、石川さんが描く将来像について伺いました。

(聞き手/井上 和幸

 

共同創業者のCTOを求め、著名エンジニアの居場所に日参して直談判

――ここからは、石川さんの組織づくりについてお伺いしたいと思います。創業時はお2人だったんですよね?

 

石川 CTOの柄澤史也と2人で立ち上げました。

 

――柄澤さんとはどこで出会われたのですか?

 

石川 当時はまだ日本に帰国して間がなかったので、そもそもIT業界にほとんど知り合いがいない状況でした。そこで、誰もが名前を知っている超有名エンジニアに会える機会を捉えて「あなたがご存じのエンジニアの中で一番優秀な人を紹介してください」と頼んだんです。

 

――おお、それで紹介してもらえた?!

 

石川 もちろん最初は断られました。けれども、その人がよくいるエンジニア向けのバーに通い詰めて頼み続けたら、2週間ほど経った頃に、根負けして紹介してくれたんです。それが柄澤で、ミツモアの構想を話したら、すんなり決断してくれました。

 

――石川さんの熱意が通じたんですね。創業から6年ほど経ちましたが、現在の組織規模はどのぐらいですか?

 

石川 従業員は260人ほどですが、パートタイムの方も多いので、フルタイム換算で170〜180人ぐらいの規模と考えていただければいいと思います。

 

――相当な規模ですよね。けれども、創業当初は石川さんが1人で経営関連業務を抱え込んでいた時期もあったと伺いました。分岐点はどのあたりにあったのでしょう?

 

石川 初期に何でも自分でやってしまっていた理由は2つあったと思います。1つは、純粋にお金を減らしたくなかったこと。スタートアップではバーンレートと言いますが、調達した資金を減らしたくない一心でした。資金調達は非常に大変ですし、小さな組織だとそれにかかりきりになって事業が一時ストップしてしまう。そのことが大きかったと思います。

 

もう1つはやっぱり、自分でやれば全部を把握...

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プロフィール

  • 石川 彩子氏

    石川 彩子氏

    株式会社ミツモア 創業者 代表取締役CEO

    1984年生まれ、東京都出身。外資系経営コンサルティング会社ベイン・アンド・カンパニーでのコンサルタント経験を経て、渡米。シリコンバレーのECスタートアップ・Zazzleで開発管理や経営管理業務に従事。 帰国後、日本のGDP向上を目指し2017年2月に見積もりプラットフォーム「ミツモア」を創業。さらには、2022年8月に短期工事事業者向けの管理SaaSプロダクト「MeetsOne」を正式発表。 これまでに、WiL、Eight Roads Ventures、Angel Bridge、MPower Partners、三菱UFJキャピタル、静岡キャピタルなどから総額39億円の資金調達を達成。 東京大学法学部卒 ペンシルバニア大学ウォートン校MBA取得。 日本スタートアップ大賞2023にて経済産業大臣賞(ダイバーシティ賞)、第22回「Japan Venture Awards」にて地域貢献特別賞を受賞。

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