TOP イマ、ココ、注目社長! 個人と企業、企業と企業の取引を活性化して、日本のGDPを増大させる。【前編】

2023/11/22

1/1ページ

イマ、ココ、注目社長!

第384回

個人と企業、企業と企業の取引を活性化して、日本のGDPを増大させる。【前編】

  • 経営者インタビュー
  • 経営
  • 組織
  • 注目企業

 

60秒で簡単無料登録!レギュラーメンバー登録はこちら >

 

 

2017年設立の株式会社ミツモア。創業時から取り組んでいる見積もりプラットフォーム「ミツモア」は、現在300種類以上の業種を取り扱っています。更に、昨年は事業者のオペレーションを効率化するSaaS「MeetsOne」の提供を開始し、順調に業績を伸ばしています。

 

ミツモア創業者で代表取締役CEOの石川彩子さんは、子どもの頃から「日本の役に立ちたい」と考え続けてきたそうです。現在は「日本のGDPを増やし 明日がもっといい日になると思える社会に」という壮大なミッションを掲げて邁進しています。その原動力となった想いと起業までの道のり、最新の事業開発について伺いました。

(聞き手/井上 和幸

 

戦略コンサルを経てMBA留学し、シリコンバレーで起業を準備

――学生時代は官僚を目指していらしたそうですね。

 

石川 子どもの頃から、日本に貢献できるような人になりたいと思っていました。そのためには官僚がいいだろう、というシンプルな発想だったんです。目標通りに国家公務員1種試験に合格し、環境省から内定もいただきました。

 

ただ、官僚としてステップアップしていくには、おそらく一定の年月が必要でしょう。私はせっかちなので、もっとスピーディーに意思決定に加われる組織がいいと思い、方針転換してコンサルティングファームに入社しました。コンサルではよく「3年で1人前になるか経営者になるか」と言いますから。

 

――中でも戦略コンサルティングのベイン・アンド・カンパニーを選ばれた理由は?

 

石川 私が選んだというより、内定をくださったのがベイン・アンド・カンパニーだったということです。ただ、結果として自分に合っていたように思います。ベインには「過度にクライアントに寄り添うのではなく、本質を突き詰めて言うべきことを言う」というカルチャーがあり、ともするとクライアントと意見が対立することもありました。その精神は、いまも私の経営哲学に反映していると思います。

 

――ベインでの経験が起業につながっているのでしょうか?

 

石川 ベインでは、国内・海外両方のプロジェクトを経験しました。そこで感じたのは、海外のプロジェクトは日本に比べて明るく前向きで勢いがある、ということです。成長率も異なり、アメリカやシンガポールでは大企業でも年率7~8%で成長していくのに対して、日本の大企業は1~2%に留まっています。働く人たちも、海外では将来に大きな希望を抱いているのに、日本では給料アップにもあまり期待していないのが現状です。

 

...

こちらは会員限定記事です。
無料会員登録をしていただくと続きをお読みいただけます。

プロフィール

  • 石川 彩子氏

    石川 彩子氏

    株式会社ミツモア 創業者 代表取締役CEO

    1984年生まれ、東京都出身。外資系経営コンサルティング会社ベイン・アンド・カンパニーでのコンサルタント経験を経て、渡米。シリコンバレーのECスタートアップ・Zazzleで開発管理や経営管理業務に従事。 帰国後、日本のGDP向上を目指し2017年2月に見積もりプラットフォーム「ミツモア」を創業。さらには、2022年8月に短期工事事業者向けの管理SaaSプロダクト「MeetsOne」を正式発表。 これまでに、WiL、Eight Roads Ventures、Angel Bridge、MPower Partners、三菱UFJキャピタル、静岡キャピタルなどから総額39億円の資金調達を達成。 東京大学法学部卒 ペンシルバニア大学ウォートン校MBA取得。 日本スタートアップ大賞2023にて経済産業大臣賞(ダイバーシティ賞)、第22回「Japan Venture Awards」にて地域貢献特別賞を受賞。

    この登場者の記事一覧をみる