TOP イマ、ココ、注目社長! カフェ経営をきっかけにコーヒーのDXを目指す!会員数6万人突破の「PostCoffee」。【後編】

2023/03/31

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イマ、ココ、注目社長!

第325回

カフェ経営をきっかけにコーヒーのDXを目指す!会員数6万人突破の「PostCoffee」。【後編】

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スペシャルティコーヒーのサブスクリプションサービスと日本最大級のコーヒーショッピングモール「PostCoffee」を展開するスタートアップ、POST COFFEE株式会社
コーヒー好きの心を掴んだサービスの会員数が合わせて6万人を突破しています。
配送などロジスティクスの構築、サービスの改善、資金調達やスタッフのマネジメントなどについてどういう取り組みを行ってきたのか、創業者の下村領さんに尋ねました。

(聞き手/川内 イオ

 

自分でパッキングから始まったロジスティクス

――2020年2月のサブスクリプションサービスのローンチ前後から新型コロナウイルスのパンデミックが始まりました。なにか影響はありましたか?

 

下村 巣ごもり需要の時流に乗れるように、PRネタをつくってメディアに投下していました。でも、コロナ禍でグッと伸びたというわけではなく、一定のペースで伸び続けているので、いまのところこの策が特に当たったという経験はありません。

 

――サブスクといえば配送業務がつきものです。ロジスティクスをどう組みましたか?

 

下村 最初はほんとに自分たちでパッキングして、郵便局に持って行っていましたね。それからも、コーヒーの場合、成長するとロジスティクスも拡張していかないと成長に耐えきれないということを何度も体験しました。これからもずっとつきまとう問題ですが、物とインターネットの成長バランスを保ちながらやっていかないといけないというのはひとつの大きな学びです。

 

――素人には難しそうな印象があります。

 

下村 うちはサブスクでお届けしているボックスの中身が約30万通りあって、お客様ごとにカスタマイズしてパッキングしています。最初はそれを大手の物流会社にアウトソースできないかと相談したんですけど、できないと言われました。その時に自分たちがすごく特殊なことをやっているんだと気づいて、そこからは自分たちで改善するしかないというスタンスでやっています。いまとなってはそこが参入障壁になっているので、もっと強化したいですね。

 

――30万通りってすごい数ですよね。

 

下村 ベータ版の頃は10種類でした。小さなコーヒー屋さんと比べると10種類でもけっこうなラインナップなんですけど、もっとスケールしていくにあたって、どれぐらいの規模感を出せばいいのかを考えた時に、自分たちができる最大限の種類と数でいこうと考えました。

 

ユーザーインタビューを重視

――サービスを改善するために取組んでいることは?

 

下村 長く継続していていただいてい...

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プロフィール

  • 下村 領氏

    下村 領氏

    POST COFFEE株式会社 代表取締役/CEO

    1982年生まれ、鹿児島県出身。趣味はモトクロスバイク。2005年デジタルクリエイティブを制作する会社を兄弟で起業。並行してモバイルチケッティングサービスの立ち上げを行い、スマホチケットの技術等で特許を取得。モバイルサービスのリーン開発、サービス運営などを経験。2013年に、POST COFFEE創業の原点となるコーヒー屋兼コワーキングスペース「MAKERS COFFEE」を渋谷区富ヶ谷にオープン。2018年9月POST COFFEE株式会社を設立。2021年(1.5億円)、2022年(4.3億円)の資金調達を完了。

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