TOP イマ、ココ、注目社長! 取締役会のDX化を実現。コーポレートガバナンスの強化で日本の国力向上を。【後編】

2023/03/31

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イマ、ココ、注目社長!

第326回

取締役会のDX化を実現。コーポレートガバナンスの強化で日本の国力向上を。【後編】

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  • 中村 竜典氏 ミチビク株式会社 代表取締役CEO/公認会計士

 

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コロナ禍で会議のデジタル化が進んだ企業も多いのではないでしょうか。とはいえ取締役会などの重要会議は、いまだに紙ベースで行う企業が多いという現実があります。そんな取締役会のデジタル化を可能にする新しいDXツールが、ミチビク株式会社が提供する「michibiku」。取締役会の運営効率化と質の向上を同時に実現するサービスです。

 

同社代表取締役CEO の中村竜典氏は、トヨタ系企業の工場で現場作業員をしていたものの、一念発起して公認会計士の資格を取り監査法人に就職。その後、スタートアップ企業でコーポレート業務全般を担当した後、2021年にミチビク株式会社を創業しました。中村氏に異色のキャリアの理由やビジネスの現状、今後の展望について伺いました。

(聞き手/井上 和幸

 

スタートアップから上場企業に顧客ターゲットを変更

――ミチビクの創業を最終的に決めたのはいつですか。また、ミチビクという社名にはどんな由来があるのでしょう?

 

中村 2021年の1月です。同年4月に開業しました。ミチビクは「導く」に由来します。社名はミチビクで、サービス名もmichibiku。ただし、これは「我々が導いてやる」という傲慢な意味 ではありません。会社の方針を決定する重要な会議に関わっている経営層の方や運営する事務局の方々と一緒 に、会社をあるべき姿に導いていきたいという思いが込められた社名です。

 

――わかりやすい社名ですね。目指すところが表れています。創業は中村さん以外の2名の取締役 と共同で行われたと伺いましたが、その方たちとはどういう関係ですか。

 

中村 全員OKANの元メンバーです。別に引き抜いたわけではなく、たまたまそうなったというだけなんですが(笑)。気心の知れたメンバーと一緒に起業できたことは良かったですね。それも私にとってOKANで働かせてもらった資産です。OKANはmichibikuの導入企業でもありますし、今でもミチビクを応援してくださる企業なんです。

 

――それは素晴らしい!起業してみて手応えはどうでしたか。

 

中村 立ち上がりはかなり苦労しました。新しいサービスなので、もちろん事前にニーズは確認していたんですが、プロダクトを持ってお話を聞いていただいくと、思ったような反応が返ってこなくて。「こんなの使えないよ」と言われることもありました。特に最初はスタートアップに向けてプロダクト開発をしたんですが、スタートアップ企業には刺さり切らない部分がありました。他のツールを組み合わせて最適化していたり、この部分にはまだコストをかけ...

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プロフィール

  • 中村 竜典氏

    中村 竜典氏

    ミチビク株式会社 代表取締役CEO/公認会計士

    高校卒業後にトヨタ系企業に入社し現場作業に従事。退職し、1年半の勉強期間を経て公認会計士試験に合格。PwCあらた有限責任監査法人に入所し、東証一部上場企業を中心にインチャージとして財務諸表監査、内部統制監査業務等に携わる。その後OKANに入社、コーポレート責任者を経て、独立。2021年4月にミチビクを創業。

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