TOP イマ、ココ、注目社長! 取締役会のDX化を実現。コーポレートガバナンスの強化で日本の国力向上を。【前編】

2023/03/29

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イマ、ココ、注目社長!

第323回

取締役会のDX化を実現。コーポレートガバナンスの強化で日本の国力向上を。【前編】

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  • 中村 竜典氏 ミチビク株式会社 代表取締役CEO/公認会計士

 

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コロナ禍で会議のデジタル化が進んだ企業も多いのではないでしょうか。とはいえ取締役会などの重要会議は、いまだに紙ベースで行う企業が多いという現実があります。そんな取締役会のデジタル化を可能にする新しいDXツールが、ミチビク株式会社が提供する「michibiku」。取締役会の運営効率化と質の向上を同時に実現するサービスです。

 

同社代表取締役CEO の中村竜典氏は、トヨタ系企業の工場で現場作業員をしていたものの、一念発起して公認会計士の資格を取り監査法人に就職。その後、スタートアップ企業でコーポレート業務全般を担当した後、2021年にミチビク株式会社を創業しました。中村氏に異色のキャリアの理由やビジネスの現状、今後の展望について伺いました。

(聞き手/井上 和幸

 

工場勤務から一念発起して公認会計士に

――中村さんは、社会人としての第一歩はトヨタ系の企業に現場作業員として入社。車のボディパーツの製造業務に従事されたそうですね。

 

中村 地元が愛知県でトヨタ自動車のお膝元だったので、周囲にはトヨタ系の会社に入社する人がたくさんいました。そんな流れに乗って、私も工業高校を出てトヨタ系の会社に入りました。ただ入ってみると組織がしっかりしていて、学歴や年齢で任される 仕事がある程度決まっていたんです。それで自分の可能性を試してみたくなって、一念発起して公認会計士に挑みました。

 

――ということは、昔から独立志向のようなものがあったのですか。

 

中村 中学生のころから漠然と会社を経営したいという思いはありました。でも、高校に入って、それを実現するにはいろいろなハードルがあるとも感じました。

 

――なぜ数ある資格の中で、公認会計士にチャレンジしようと思われたのでしょう?

 

中村 最初は、資格を取得して自分の道を切り開ける仕事を調べたんです。弁護士とか税理士、医師などですね。でも、どれも資格を取るまでに、かなりのお金と時間がかかることがわかりました。そんな中で公認会計士の存在を知りました。これも難易度は高いけれど、学歴などの受験資格の縛りがなく、努力が結果に反映されると 考えてチャレンジすることにしました。

 

――なるほど、確かに弁護士や医師などは専門大学に通学することなども必要 ですから、どうしてもかなりの時間とお金がかかりますよね。公認会計士受験は仕事を続けながら勉強したのでしょうか。

 

中村 工場は現場バリバリの仕事で昼夜勤があったので、なかなか勉強に集中できる環境ではあ...

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プロフィール

  • 中村 竜典氏

    中村 竜典氏

    ミチビク株式会社 代表取締役CEO/公認会計士

    高校卒業後にトヨタ系企業に入社し現場作業に従事。退職し、1年半の勉強期間を経て公認会計士試験に合格。PwCあらた有限責任監査法人に入所し、東証一部上場企業を中心にインチャージとして財務諸表監査、内部統制監査業務等に携わる。その後OKANに入社、コーポレート責任者を経て、独立。2021年4月にミチビクを創業。

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