2022/03/21
1/1ページ
ダイバーシティの実現と、感情マネジメントを活かした組織作り
第3回
自分を誰かに言語化して欲しい。
- 経営者インタビュー
- スペシャル対談
プロフェッショナルな専門家の記事が読める!60秒で簡単・メンバー登録はこちら >
「経営者を語る」――今回のゲストは株式会社アイズプラス 代表取締役の池照佳代さんです。
池照さんは、ペットフード大手のマスターフーズ(現マースジャパン)、フォードジャパン、アディダスジャパン、ファイザーなどで一貫して人事職を担当。人事制度設計・運用やタレントマネジメント、ダイバーシティ、女性活躍推進プログラムの企画実行など、人事業務全般に携わってきました。出産を経て再就職後、法政大学経営大学院在学中にアイズプラスを設立。2021年4月から山野美容芸術短期大学 特任教授も務めています。著書に『感情マネジメント ~自分とチームの「気持ち」を知り最高の成果を生みだす』(ダイヤモンド社)など。
今回の対談では、「ダイバーシティの実現と、感情マネジメントを活かす方法」などについて、弊社代表取締役社長・CEO井上和幸と語り合っていただきました(全4回)。
井上 僕らは、「経営人材」「幹部人材」という言い方をしているのですが、「経営人材」は執行役以上、「幹部人材」はミドルマネジャーの人たち。この経営人材と幹部人材の間に非連続的なジャンプがあります。
池照 井上さんがお会いされる経営人材の方の課題は何が1番大きいのですか?
井上 本人は成果を出したいと思っているし、出さなきゃいけない。そのとき、どう立ち向かえばいいかを、はっきりと言う人もいれば、隠す人もいます。隠す人に対しては「本当にこれでいいのかなぁ」とか「求められている動きができていない気がする」と思っています。
池照 だからこそ井上さんのところに行くんだと思うんです。壁打ちの相手を探しているんです。
井上 先ほど池照さんがおっしゃった、背中を押して欲しいみたいなことは、僕らに対してもあると思います。男女の話を引きずるつもりはないですが、女性は何かをパートナーに相談したとき、真剣に考えて真面目な答えをもらいたいわけじゃなく、同意して背中を押して欲しい、合意して欲しい、認めて欲しいと言います。男性や経営陣もそのような感じです。
池照 自分が感じていることを、誰かに認めてもらい、言語化して欲しいという欲求はあると思います。
弊社で一昨年からキャリアスタートした キャリアチェンジ支援のためのEQコーチングプログラム=Re-boot EQ(リブートEQ)では、EQ検査をベースに自分自身を知り、フィードバックコーチングを通してご自身のキャリアに繋げていくプログラムです。あまり広報していないのですが経営者や...
こちらはプラチナメンバー限定記事です。
プラチナメンバー登録(年間11,000円or月間1,100円)を
していただくと続きをお読みいただけます。
※登録後30日間無料体験実施中!