TOP KEIEISHA TERRACEセミナー  ナレッジライブラリー 社長のスピーチは「話し方3割・原稿7割」 元・NHKアナが伝授する「伝わる社長のメッセージ」セミナー(vol.3)

2022/01/11

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KEIEISHA TERRACEセミナー  ナレッジライブラリー

第39回

社長のスピーチは「話し方3割・原稿7割」 元・NHKアナが伝授する「伝わる社長のメッセージ」セミナー(vol.3)

  • 組織
  • マネジメント
  • 元・NHKアナウンサー、音声表現コンサルタント 松本 和也氏

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2021年10月21日、KEIEISHA TERRACE オンライントークライブ「元・NHKアナが伝授する『伝わる社長のメッセージ』」が開催されました。講師としてお迎えしたのは、元・NHKアナウンサーで音声表現コンサルタントの松本和也氏です。今回のセミナーでは、企業トップやエグゼクティブの方が「伝わりやすい、わかりやすい発信をするにはどうすればいいのか」といった観点から講義していただきました。ここでは、その一部を編集してお届けします。(全3回)

 

(第2回はこちら

 

【第3回】伝えるテクニック~上級編

メリハリをつける

上級編に行きましょう。時間はかかるが効果は絶大。今までの基礎編をやるだけで、めちゃめちゃうまいしゃべりになります。でも、ここからはしゃべりの鬼になります。行きましょう。まず パート1。上級編。メリハリをつけてください。これは難しいんです。どうしても皆さん、しゃべり出すとずっと同じトーンで同じ声の高さでしゃべっちゃうんです。ここを何とかする。緩急をつけるんです。

 

どんな緩急をつけるのかというと、この3つです。スピードあるいは間。それから音の高低や強弱。これを大事なところとそうでないところで変化させます。強調したい部分はゆっくり話すんです。緩急がつくとそれができる。間もそうです。強調したい部分の前後に間をとってください。音の高低、強弱。押すだけでなく引くことも有効です。大きな声で強調する人は多いんですが、逆もありです。「押すだけでなくて引くことも重要なんです」の「引く」を小さい声で言うんです。小さい音と強い音。ゆっくりと早い。それから前後に間をとる。これを意識するようになると上級者です。

 

緩急をつけるのは、実は音だけじゃないんです。中身も緩急をつけて欲しい。特に社長の話は、「今が頑張りどころだ」「社員一丸となって目標に向かって進もう」など、勇ましいことを詰め込む人がよくいますが、真面目にそういう話ばかりされても、聞く方は「おっしゃる通り。はいはい」となってしまいます。そういうときにカジュアルなことを言うんです。「一丸とならなきゃいけないんです。前進しましょう」ではなくて、「一丸となるんですと言ってもならないか。難しいよね。でもね、そういうときはね、若い人とせめて社内で話すようにするとかさ、そういうのでまとまりをつくっていくのが大事だと思うの」というように。あるいは失敗談をひとつ入れてくれたら、聞きたくなるんです。

 

あとは声もそうです。強いとか、やわらかい。これを入れ替えたり、高い強い声と低く呟いたりする声、これを入れ替えるとものすごくしゃべりがいい感じになってきます。例えば、田中角栄さ...

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プロフィール

  • 松本 和也氏

    元・NHKアナウンサー、音声表現コンサルタント

    1967年兵庫県神戸市生まれ。私立灘高校、京都大学経済学部を卒業後、1991年NHKにアナウンサーとして入局。奈良・福井の各放送局を経て、1999年から2012年まで東京アナウンス室勤務。2016年6月退職。7月から「株式会社マツモトメソッド」代表取締役。アナウンサー時代の主な担当番組は、「英語でしゃべらナイト」司会(2001~2007)、「NHK紅白歌合戦」総合司会(2007、2008)、「NHKのど自慢」司会(2010~2011)、「ダーウィンが来た!生きもの新伝説」「NHKスペシャル(多数)」「大河ドラマ『北条時宗』・木曜時代劇『陽炎の辻1/2/3』」等のナレーター、「シドニーパラリンピック開閉会式」実況に加え、報道番組のキャスターなどアナウンサーとしてあらゆるジャンルの仕事を経験した。株式会社 青二プロダクション所属。