TOP イマ、ココ、注目社長! 「音声」はスマホに代わる可能性を秘めている。

2019/12/18

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イマ、ココ、注目社長!

第61回

「音声」はスマホに代わる可能性を秘めている。

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  • 株式会社Voicy 代表取締役 緒方 憲太郎氏

 

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人気インフルエンサーが次々に利用をはじめたことで、その名が一躍知られることとなったVoicy(ボイシー)。ニュースや天気予報、専門家やアーティストによる「声のブログ」など、300ものチャンネルを無料で聞ける音声サービスです。

 

ラジオが廃れ、ポッドキャストの普及も今ひとつ。そんな、欧米や中国などと比べれば低体温だった日本の音声ビジネス市場に、きら星のごとく登場。この10月には「VoicyBiz」もローンチし、to B向けのサービスにも本腰を入れ始めました。

 

「音声はスマホに代わるインフラになり得る」と話す代表取締役の緒方憲太郎氏は、もともと公認会計士として、またトーマツベンチャーサポートのメンバーとして、多くの企業のサポートをしてきた立場でした。それが一転、自ら起業するに至った道のりとは? また、緒方氏にその決意をさせるだけの魅力を秘めた音声ビジネスの可能性と未来についても語っていただきました。

(聞き手/井上和幸)

 

本当に、ドドドドド!!という感じで動き出した

――起業からわずか3年で火がついて、すでに結構な数のユーザーを確保されているように見えますが、事業の方は最初から順調だったのですか?

 

緒方 最初はまったくの鳴かず飛ばずで。「本日の登録ユーザー23人」 ーーしかも僕と窪田(雄司=創業メンバー)は検証端末からアクセスしているから、身内のアクセスを全部引いたら、実質8人じゃん、みたいなときもありました(笑)。

 

でも、最初の1年はサービスを作っているのが楽しくて、「こんな会社にしたらおもしろいよね、こんな世の中になったらいいよね」とワクワクして、チャンスがあればどこにでも行きますという感じでやっていました。まわりからは「本当に大丈夫?」「二人とも結婚できなくなるよ?」と、相当心配されましたけど(笑)。

 

 

――そこから、転換点となったのは?

 

緒方 “声”というマーケットに魅力を感じてはじめた事業ですが、アプリを作った当初は「話を聞いて欲しい人」ばかりが集まってしまいました。話を聞いて欲しい人はたくさんいるけれど、その話を聞きたい人ってそんなにはいませんよね。話したい人と聞きたい人の間に齟齬が生じていました。

 

そこで改めて、「そもそも声ってなんだろう」と立ち返ったときに、もっと発信者が魅力的であるべきだと考えました。それで、コンセプトを変えて「声のブログ」と名付けた。ブログなら書き慣れていて、好きなことを発信するのに抵抗がない人もたくさんいますよね。そうしたら、はじまったんです。本当に、ドドドドド!という感じで。

 

 

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プロフィール

  • 緒方 憲太郎氏

    株式会社Voicy 代表取締役

    大阪大学基礎工学部卒業後、大阪大学経済学部卒業。同年公認会計士合格。2006年に新日本監査法人へ入社。その後Ernst&Young NewYork、トーマツベンチャーサポート、にてスタートアップから大企業まで経営者のブレインとなるビジネスデザイナーとして多数の会社を支援。現在も5社以上のベンチャー企業の役員や株主として参画中。2016年次世代音声市場のリーディングカンパニーの株式会社Voicy創業し、新しい音声文化づくりとワクワクする価値を生む会社づくりに挑戦中。