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2019/09/12

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とことん観察マーケティング

第23回

エンディング産業展 ニーズに変化に新しい技術やアイデアが登場

  • マーケティング

 

野林徳行です。

「KEIEISHA TERRACE」にてマーケティングコラムの連載をさせていただております。

 

23回目のコラムです。

 

『カスタマーを知る』ことの大切さを毎回書かせていただいています。

 

多くの企業では、『カスタマーを知る』ことが大事と言いながら、足元の数字を優先してしまっています。

 

足元はもちろん大事ですが、カスタマーを知ることで既存事業のPDCAは回りやすくなり、新規事業の立ち上がりは早くなります。または修正の大きさが小さくなります。

 

今回は、8月に行われたエンディング産業展をつぶさに観察してきましたのでレポートします。

 

2019年8月20日~22日東京ビッグサイトにて、エンディング産業展が行われました。第5回目とのことです。エンディングとはいわゆる終活に関連したもので、今回は非常に多岐にわたった業種や技術が、増え続けるマーケット、ニーズが変化するマーケットに対してチャレンジしていることがわかる展示会でした。

 

■鎌倉新書も出展しました。

私が所属する株式会社鎌倉新書は、カスタマーの長い終活に寄り添う会社を目指しています。

 

メインビジネスは、葬儀社、仏壇店、霊園、石材店を探しているカスタマーを比較検討できるように紹介するポータルサイトです。しかし、終活には、生前整理、遺言状、相続、遺品整理、死後事務など、ご逝去の前後でもたくさんしなければならないことがあります。

 

また、お墓も、一般墓だけではなく、樹木葬、納骨堂、合葬墓、海洋散骨など様々な形態が出てきています。よりいっそうカスタマーに寄り添っていく必要が出てきたと言えます。

 

また、檀家が減ったり、お寺に行く習慣がなくなったりと、仏事との距離感も広がっています。葬儀、お墓詣り、仏壇などは簡易化の方向に流れていますが、本質的には、仏教的な儀式というとらえ方から、本人や残された人たちが「死」に遭遇し、改めて生きることを考える場として存在するべきものであることも啓蒙が必要になってきました。

 

どうお金儲けするかの前に、「終活はどうあるべきか」をベースに業界としても発展していきたいものです。

 

 

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プロフィール

  • 野林 徳行氏

    野林 徳行氏

    有限会社オフィスフレンジー 代表

    1964年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。1987年リクルート入社。経営企画、事業戦略、商品企画、プロモーションプランニングなどを担当し、カスタマーを知ることに徹底的にこだわった行動で各事業の業績向上に寄与。ブックオフコーポレーションへの出向を経て、2003年ローソン入社。執行役員としてマーケティング、エンタテイメント、商品開発を担当し、数々のヒット企画を生み出した。2010年ローソンエンターメディア代表取締役社長に就任。2012年レッグス入社。CMOとしてキャラクターを活用した販売促進を強化。2016年FiNC CMO就任。人工知能を活用したヘルスケアアプリのマーケティングを推進。現在は、有限会社オフィスフレンジー代表、高木学園理事兼英理女子学院高等学校マーケティング講師、NewsTV取締役、4DT取締役、ログノート監査役。さらに、BOチャンス、聡研プランニング、ニューネックス、助成金制度推進センター、Merone、All in Motoins、はんのりとと多岐にわたる業種で顧問を務める。著書「とことん観察マーケティング」をベースにした講演・研修を実施中。

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