TOP イマ、ココ、注目社長! マンガアプリで売上高を早期100億円達成へ――。「我々が何か始めたら世界中の人がワクワクする会社をつくりたい」。

2019/09/11

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第43回

マンガアプリで売上高を早期100億円達成へ――。「我々が何か始めたら世界中の人がワクワクする会社をつくりたい」。

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  • 株式会社Amazia 代表取締役社長 佐久間 亮輔氏

 

株式会社『Amazia(アメイジア)』は、フリーミアム型マンガアプリ『マンガBANG!』やマンガ投稿サービス『マンガEpic!』の企画・運営を行っている会社です。

 

最近は、電車の中でマンガ雑誌を読んでいる人をあまり見かけませんが、今の読者は「マンガは隙間時間にスマホやタブレットで読むもの」という意識を持っており、前述のアプリも、この6月に1000万ダウンロードを達成しています。

 

佐久間亮輔社長によれば、現在の目標はマンガアプリ事業での早期売上高100億円の達成―—。また、その後の展開として、「マンガに続く、二つ目、三つ目の柱となるサービスを成功させたい。それによって『アメイジアという会社はサービスを成功させられるサービス開発会社だ』というブランドをつくっていく」と話しています。

(聞き手/井上和幸)

 

ベンチャーキャピタル時代に学んだ「失敗する企業の共通項」。

佐久間社長は、新卒でベンチャーキャピタルの株式会社ジャフコに入社しました。資本主義社会の本来のメインプレーヤーである起業家を目指していた佐久間さんは、「大手企業よりもジャフコの方がさまざまな業種業界の会社の成功例と失敗例を実地で勉強できるのではないか」と考えたからです。
その後、同社で6年間修業してからサイバーエージェント系列の会社に転職。孫会社を2年間経営した後、2009年に株式会社『Amazia(アメイジア)』を創業しています。

 

 

――もともと起業するつもりで修業を積んでいたとのことですが、起業のタイミングはイメージされていたのですか?

 

佐久間 「できるだけ早く」と。私の父も会社をやっていますが、子供が大きくなるまでは独立しづらいようなことを言っていました。だから、私は結婚する前に独立してしまった方がいいだろうと思っていました。

 

 

――ジャフコ時代、投資先の企業から学んだのはどういうことでしょう?例えば、失敗する企業に共通項はありましたか?

 

佐久間 たくさんあって説明しづらいのですが、思い付くままに挙げれば、失敗する可能性が高いのは、①お金がたくさんかかる事業、②伸びていないマーケットでの事業、③投資家が半分以上の株を持つ会社、④経営者が仕事をがんばっていない会社――などでしょうか。
また、全く違う軸で言うと、「儲けそうな雰囲気がある社長」という方がいるんですね。頭が良いとか、優秀だとかいう問題ではなくて、「この人は勢いがある。なんか儲けそうだな」と思った人は本当に儲けていました。
 
それに比べると、私は金融出身ということもあって、どちらかというと何事も数字で判断してしまうタイプです。「この人はよくわからないけれど儲けそうだ」といった雰囲気がありません。そのため、自分は社長に向いてないのではないか」と思って悩んでいた時期もありましたね。
 
もっとも、弊社がやっているようなビジネスは、社長が儲けそうかというより、数字を分析してマネタイズモデルがきちんとできているかが重要ですので、今は自分の個性をマイナスだとは思っていませんが…。

 

 

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プロフィール

  • 佐久間 亮輔氏

    株式会社Amazia 代表取締役社長

    1978年、神奈川県生まれ。上智大学卒業後、株式会社ジャフコに6年間在籍。その後株式会社シーエー・モバイルの戦略投資室長を経て、2007年に同社子会社の株式会社イデアコミュニケーションの代表取締役就任。大学在学時より起業を目指しており、2009年に当社を設立し、現在はフリーミアムモデルのマンガアプリ「マンガBANG!」を開発、運営している。 「世界にチャレンジするインターネットサービスを創る」ことを経営理念とし、マンガアプリ事業を中核事業としつつ、来期以降は新規サービス、海外サービスを展開予定。