TOP ビジネス著者が語る、リーダーの仕事術 ビジネスパーソンはセオリーを学べ

2019/05/23

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ビジネス著者が語る、リーダーの仕事術

第31回

ビジネスパーソンはセオリーを学べ

  • キャリア
  • ビジネススキル
  • 永井 孝尚氏 マーケティング戦略コンサルタント、ウォンツアンドバリュー株式会社 代表

 

◆「戦略」の10冊

例えばマイケル・ポーターの「競争戦略」を、身近なコンビニで紹介しています。収録しているのはこの10冊です。

 

  • 『新訂 競争の戦略』 M・E・ポーター

  • 『競争戦略論 1』 M・E・ポーター

  • 『戦略サファリ 第2版』 ヘンリー・ミンツバーグ

  • 『競争優位の終焉』 リタ・マグレイス

  • 『良い戦略、悪い戦略』 リチャード・P・ルメルト

  • 『ゲーム理論で勝つ経営』 B・J・ネイルバフ,A・M・ブランデンバーガー

  • 『コアコンピタンス経営』 ゲイリー・ハメル

  • 『企業戦略論【競争優位の構築と持続】』 ジェイ・B・バーニー

  • 『ダイナミックケイパビリティ戦略』 デビット・J・ティース

  • 『知識創造企業』 野中郁次郎+竹内弘高

 

◆「顧客」と「イノベーション」の6冊

例えばフレデリック・ライクヘルドの「顧客ロイヤルティ」を、「ディズニー命」の知人を例に紹介しています。収録しているのはこの6冊です。

 

  • 『顧客ロイヤルティのマネジメント』 フレデリック・F・ライクヘルド

  • 『ネット・プロモーター経営』 フレデリック・F・ライクヘルド

  • 『キャズム2』 ジェフリー・ムーア

  • 『イノベーションのジレンマ』 クレイトン・クリステンセン

  • 『イノベーションへの解』 クレイトン・クリステンセン

  • 『ジョブ理論』 クレイトン・クリステンセン

 

◆「起業」と「新規事業」の10冊

例えばスティーブ・ブランクの「顧客開発モデル」を、エアウィーヴを愛用する浅田真央さんを例に紹介しています。収録しているのはこの10冊です。

 

  • 『企業家とは何か』 J・A・シュンペーター

  • 『アントレプレナーの教科書[新装版]』 スティーブン・G・ブランク

  • 『リーン・スタートアップ』 エリック・リース

  • 『トヨタ生産方式』 大野 耐一

  • 『アダプト思考』 ティム・ハーフォード

  • 『ZERO to ONE』 ピーター・ディール

  • 『[新版]ブルー・オーシャン戦略』 W・チャン・キム&レネ・モボルニュ

  • 『ブルーオーシャンシフト』 W・チャン・キム&レネ・モボルニュ

  • 『発想する会社』 トム・ケリー

  • 『MAKERS』 クリス・アンダーソン

 

◆「マーケティング」の5冊

例えばデービッド・アーカーの「ブランドアイデンティティ」を、「あしたのジョー」の矢吹丈と丹下段平にたとえて紹介しています。収録しているのはこの5冊です。

 

  • 『ブランド優位の戦略』 デービッド・A・アーカー

  • 『価格の掟』 ハーマン・サイモン

  • 『フリー』 クリス・アンダーソン

  • 『パーミッション・マーケティング』 セス・ゴーディン

  • 『戦略販売』 R.B.ミラー

 

◆「リーダーシップ」と「組織」の11冊

例えばエドガー・シャインの「企業文化」の変革を、バンジージャンプにたとえて紹介しています。収録しているのはこの11冊です。

 

  • 『エクセレントカンパニー』 トム・ピータース

  • 『ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則』 ジム・コリンズ

  • 『ビジョナリー・カンパニー2 – 飛躍の法則』 ジム・コリンズ

  • 『日本の優秀企業研究』 新原 浩朗

  • 『ティール組織』 フレデリック・ラルー

  • 『企業変革力』 ジョン・P・コッター

  • 『企業文化 生き残りの指針』 E. H. シャイン

  • 『巨像も踊る』 ルイス・ガースナー

  • 『スターバックス再生物語』 ハワード・シュルツ

  • 『成功はゴミ箱の中に レイ・クロック自伝』 ロバート・アンダーソン

  • 『幸之助論』 ジョン・P・コッター

 

◆「人」の8冊

例えばロバート・チャルディーニの「返報性」を、デパ地下の試食を例に紹介しています。収録しているのはこの8冊です。

 

  • 『人を伸ばす力』 エドワード・L・デシ

  • 『フロー体験入門』 M・チクセントミハイ

  • 『GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代』 アダム・グラント

  • 『予想通りに不合理』 ダン・アリエリー

  • 『選択の科学』 シーナ・アイエンガー

  • 『影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか』 ロバート・B・チャルディーニ

  • 『さあ、才能に目覚めよう 新版』 トム・ラス

  • 『リーディングス ネットワーク論』 野沢 慎司(編・監訳)


本書を読み終えれば、経営理論は面白く、仕事でも役立つことが実感できるでしょう。興味を持った本は、ぜひともオリジナル本にも挑戦してみてください。もっと世界が広がります。

 

そして学んだことは、ぜひ実務で応用してみてください。現場で理論に基づいて試行錯誤を続けるうちに、短期間で驚くほど成果があがるはずです。

 

そしてそれらは、全て、あなたの武器になるのです。

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■書籍情報

『世界のエリートが学んでいるMBA必読書50冊を1冊にまとめてみた』
著者: 永井孝尚
出版社:KADOKAWA
価格:1,814円(税込) 

この記事は、アイティメディア株式会社の許諾を得て
「ITmediaエグゼクティブ『ビジネス著者が語る、リーダーの仕事術』」
の連載から転載したものです。無断転載を禁じます。
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プロフィール

  • 永井 孝尚氏

    永井 孝尚氏

    マーケティング戦略コンサルタント、ウォンツアンドバリュー株式会社 代表

    1984年慶應義塾大学工学部卒業、日本IBM入社。マーケティング戦略のプロとして事業戦略策定と実施を担当。さらに人材育成責任者として人材育成戦略策定と実施を担当。2013年に日本IBMを退社。ウォンツアンドバリュー株式会社を設立して代表に就任。執筆の傍ら、幅広い企業や団体を対象に新規事業開発支援を行う一方、講演や研修を通じてマーケティング戦略の面白さを伝え続けている。
    主な著書にシリーズ60万部の『100円のコーラを1000円で売る方法』(KADOKAWA)、10万部の『これ、いったいどうやったら売れるんですか?』(SB新書)などがある。最新著は『なんで、その価格で売れちゃうの? 行動経済学でわかる「値づけの科学」』 (PHP新書)。

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