TOP 異能の経営者 ~ I know. ~ 【J PREP 斉藤氏】初めての経営でも上手くいった理由とは。(Vol.4)

2019/02/08

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第14回

【J PREP 斉藤氏】初めての経営でも上手くいった理由とは。(Vol.4)

  • 経営
  • キャリア
  • 経営者インタビュー
  • 株式会社J Institute代表取締役CEO 斉藤 淳氏

 

小中高生を相手に英語と教養教育の塾を運営するJ PREP斉藤塾の代表、斉藤淳氏は、イェール大学で助教授まで務めていたものの、後に日本で学習塾を起業する。小さく始めた塾は徐々に規模を拡大していったが、その過程で役に立ったこれまでの経験や、塾の経営をするうえで気を付けている点は何なのだろうか。詳しく話を聞いた──。

 

■初めての会社経営は“コンビニ”で学んだ。

――大学教員と政治家を経たうえで会社経営を初めてされる、というのは珍しいですよね。

 

そうですね。実際に初めて会社経営をしていて思ったのですが、コンビニエンスストアでバイトをしていて非常に良かったなと思います。

 

――コンビニでバイトされていたんですか?

 

ええ、大学生の頃にローソンでバイトしていたんです。実はそれが自分にとって最高のインターンだったと思いますね。みんな有名なコンサルティングファームとかでインターンとかをしたがりますけど「それで本当にいい経験が積めるのかな?」と個人的には思います。僕の場合はローソンの夜勤のバイトが、現在の事業を組み立てるうえで最良の糧となっています。

 

――意外ですね。具体的にはどういった点が?

 

例えば人の動線を考えることや、計画的に物事を配置して動かすこととか。あと、人力でやっていたら埒が明かないようなものを、システムとして組み立てることで、いかに効率化していくかとか。経営だけでなく、大学の先生になってからも役に立っていましたね。自分の研究室の動線をどう工夫するかとか、本をどう配置するかとか。コンビニでバイトをしていなかったら、そういう発想は生まれなかったかもしれないです。

 

――そもそもなぜコンビニを選んだんですか?

 

世の中の仕組みをある程度ワンストップで把握できるところでバイトしようと思って、それでコンビニに。まあ、どこでも良かったんですけども、六本木のローソンを選んで働いていました。

 

――六本木だと、色々な人が見られそうですね。

 

そうですね、世の中には色々な人がいるなあ、というのも学びでした(笑)

 

――経営に話を戻しますが、最初に小さな塾を開かれてご自身でも先生として教壇に立って、手を動かしていったのですよね。

 

はい。自分自身も中学生を教えるのは久しぶりでしたし。イェール大学の学生はみんな聡明で、モチベーションも高い。そんな学生が全世界から集まってくるわけです。そこから急に東京と酒田の中学生をターゲットにしたので、まず自分で教えるところからスタートしようと。

 

 

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プロフィール

  • 斉藤 淳氏

    株式会社J Institute代表取締役CEO

    1969年山形県生まれ。イェール大学大学院にてPh.D.(政治学)を取得。ウェズリアン大学客員助教授等を経た後、イェール大学にて政治学科助教授として教鞭を執る。 2012年に帰国し、中高生向けに英語を教える私塾を開業。従業員は自分1人のみ、少数の生徒を1人で教える状態からスタートし、翌年に『株式会社J Institute』を設立して代表取締役に就任、塾名を現在の『J PREP 斉藤塾』に改める。SLA(第二言語習得理論)の知見に基づいた、英語の四技能を効果的に伸ばすカリキュラムが支持を受け、口コミを中心に入塾希望者が増え続けた結果、わずか数年で在籍生徒が3,000名を超えるほどの急成長を遂げる。