TOP 経営者のための、覚悟を磨き、結果を勝ち取る力 行動と行動の「間」を消せば、最速のスピードで目的地にたどり着ける。(2/5)

2018/09/18

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経営者のための、覚悟を磨き、結果を勝ち取る力

第2回

行動と行動の「間」を消せば、最速のスピードで目的地にたどり着ける。(2/5)

  • キャリア
  • スペシャル対談
  • 井上 和幸 株式会社 経営者JP 代表取締役社長・CEO
  • 池田 貴将氏 株式会社オープンプラットフォーム 代表取締役 リーダーシップ・行動心理学 研究者
 

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「経営者を語る」――今回は、リーダーシップ・行動心理学の研究者である池田貴将氏(株式会社オープンプラットフォーム代表取締役)をゲストにお迎えします。

 

池田氏に、「経営者のための、覚悟を磨き、結果を勝ち取る力」をテーマに、決断力の高め方や、最速のスピードで目標達成する方法などを、弊社代表・井上和幸と語り合っていただきました。全5回でお届けします。

 

 

井上 決断力を高めるためには、生活習慣を変えることと運動すること。遠回りに思えても、根っこの部分から解決するには、この二つをすることが大事だという話でした。まず生活習慣ですが、これはどう変えればいいでしょうか?

 

池田 僕がお勧めしているのは、起きる時間を一定にすること。そして、もう一つは、自分の弱さが生活の中で一番表れているところを探して、そこから変えることです。例えば、「寝る時間が毎日バラバラだ」とか「机の上が散らかっている」とか「間食をしてしまう」などのいろいろな弱さがありますが、そこを変えると決断力が高まります。なぜなら、一番自分が弱いところというのは、簡単に言えば、一番自分が決断してこなかった場所だからです。「まあいいか」とずっと放置され続けてきているその部分を、一日3分でいいから改善する。そこに決断という強制力が働くんです。そこで良い習慣ができると、はつらつとしやすい。
本当は「信用される」とか「信頼される」ということが重要だと思いますが、その信用や信頼のベースは、自分自身の弱さが一番表れている瞬間を変えることによって生まれます。迷ったときには、答えを探して外へ目を向けるよりも、自分の生活習慣の一番の弱点を変える方がいい。

 

井上 できることからやって良い習慣を身に付ければポジティブになれるし、自分を肯定できるようになりますね。「生活の中で自分の弱さが一番表れている部分を変えろ」というのは、僕もよくわかります。僕の場合は暴飲暴食ですね(笑)。今はわりといい状態なんですが、しんどくなってくると、飲むというよりは食べてしまう。特にお菓子ですね。ヘンな話ですみませんが、「チョコフレーク」の大袋と「カラムーチョ」の大袋をドカ食いするのが一番幸せなんですよ(笑)。それはともかく、別に食べなくてもいいのにと思いながらもお菓子を食べているときには、「俺ってダメだなあ」と思うし、逆に、自然にセーブできているときはコンディションがいいですね。

 

池田 以前、意志力について研究する機会があったんですが、結局、生活の中で自分の弱さが一番表れている部分が整えば、色々なものの質を上げられるとすごく思うようになりました。

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プロフィール

  • 井上 和幸

    井上 和幸

    株式会社 経営者JP 代表取締役社長・CEO

    1966年群馬県生まれ。早稲田大学卒業後、株式会社リクルート入社。人材コンサルティング会社に転職後、株式会社リクルート・エックス(現・リクルートエグゼクティブエージェント)のマネージングディレクターを経て、2010年に株式会社 経営者JPを設立。企業の経営人材採用支援・転職支援、経営組織コンサルティング、経営人材育成プログラムを提供。著書に『ずるいマネジメント 頑張らなくても、すごい成果がついてくる!』(SBクリエイティブ)、『社長になる人の条件』(日本実業出版社)、『ビジネスモデル×仕事術』(共著、日本実業出版社)、『5年後も会社から求められる人、捨てられる人』(遊タイム出版)、『「社長のヘッドハンター」が教える成功法則』(サンマーク出版)など。

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  • 池田 貴将氏

    池田 貴将氏

    株式会社オープンプラットフォーム 代表取締役 リーダーシップ・行動心理学 研究者

    早稲田大学在学中よりベンチャービジネスの新規事業立ち上げなどに関わり、ビジネスの中での「心理学」の重要性を感じる。
    その中で、成果をもたらす心理学の中で、世界的に有名なアンソニー・ロビンズのトレーニングを受けに渡米し、アンソニー・ロビンズの主要トレーニングをすべて修了。
    大学卒業後、株式会社オープンプラットフォームを設立。
    起業家・経営者・ビジネスリーダー向けのスクールを主宰。ビジネスの成果を上げる「感情と行動をつくる心理学」と、東洋の「人間力を高める学問」を統合した独自のメソッドが注目を浴び、書籍や雑誌などに数多く取り上げられる。
    その誠実に学び続ける姿勢と、膨大に蓄積した知識を活かした講座は「専門家」も多く参加するセミナーとして全国で広く知られている。世界で活躍するビジネスリーダーを輩出することをミッションに、全国で活動している。
    著書『覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰』『動きたくて眠れなくなる。』(サンクチュアリ出版)『未来記憶』『心配するな。』(サンマーク出版)『がんばらないほうが成功できる』(PHP出版)など累計で40万部を突破。

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