TOP 私が経営者になった日 【木村屋 福永氏】「そこにオーナーシップはあるか」の差は大きい。(2/4)

2018/07/31

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私が経営者になった日

第2回

【木村屋 福永氏】「そこにオーナーシップはあるか」の差は大きい。(2/4)

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  • 経営者インタビュー

 

※肩書・会社名は取材当時のものです

●プラスの維持より、厳しいマイナスにやりがい

この5年間でさまざまな決断を積み重ねてきた福永氏はこう言う。

「とびぬけてかっこいい大きい決断ではなく、一つひとつの事実とか、一人一人の人を見たときにそれはこうだよねということが積み重なって、タイミングとしていろいろ決めていった。それが周りから見たら、“すごい、決断されたのですね”といわれたりしているのだなというような感覚です。
袋パンは、毎日、日配でスーパーやコンビニに送らなくてはいけないし、競合は多い。だからこそ、神経が指先まで行き届くような仕組みを組んでいかないとまわらないところがあります。業界や、おかれているマーケットだったり、顧客であったりで、経営者がすべき判断の大きさも変わってくるのだと思います。」

良い業績をもっと伸ばしたり維持したりしてくれというプラスの状況で任される経営者と、マイナスのものをとにかくあげて行かねばならない状況を任される経営者とで言えば、福永氏は後者を選びたいと言う。

「100のいいところを120にするよりは、50のところをなんとか90にする事の方が多分好きで、自分自身としてのやりがいが結構分かりやすいからということだと思います。
改善していくための仕組みや戦略をつくったりするところに自分の強みがあるというのも、そういう環境に一層はまっているのではないでしょうか。」

 

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プロフィール

  • 福永 暢彦氏

    福永 暢彦氏

    株式会社木村屋総本店 代表取締役副社長

    1968年生まれ、滋賀県出身。神戸大学経営学部卒後、大手生命保険会社、業務改革コンサルティング会社にてキャリアを積む。 2011年1月より、株式会社企業再生支援機構にて、中堅印刷メーカーの再生に構造改革責任者(CRO)として従事し、再生経営者としてのキャリアをスタートさせる。 2013年4月より、株式会社経営共創基盤に参画し株式会社木村屋総本店に経営者として派遣され、2013年10月より代表取締役副社長に就任する。2017年4月に株式会社木村屋総本店に転籍する。「強みのある領域にフォーカスする」「仕組み・基準・手順に基づいて行動する」ことを信念とし、創業149年老舗企業の一層の発展に取組中。

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