2017/11/28
1/2ページ
経営者心理学〜現代ビジネスシーンでの、こころの使い方
第1回
「情動感染」――経営者が自然体で幸せそうだと、従業員も幸せになっていく。(1/5)
- スペシャル対談
- ビジネススキル
「経営者を語る。」――今回は、作家で心理学者の晴香葉子氏をゲストにお迎えします。
晴香さんは、企業で働いたのちに心理学研究の道に進んだ方で、テレビや雑誌などマスメディアへの出演実績も多く心理監修などでも活躍。
この10月には最新刊『人生には、こうして奇跡が起きる――誰もがもっている2つの力の使い方』(青春出版社)を上梓されています。
今回の対談では、「ビジネスシーンでの幸福感や社会的孤立」、「経営者として求められる役割」などについて、弊社代表・井上和幸と語り合っていただきました。全5回でお届けします。
晴香 井上さんは今、幸せですよね?(笑)
井上 ええ、幸せですよ(笑)。
晴香 井上さんは間違いなく幸せだと思いますが、こうした質問に「自分は幸せだ」と即答する人は、日本では少ないかもしれません。私は、社会的なデータにおいて、日本が豊かでも幸福感が低いことに注目しています。例えば、国連の世界幸福度報告(World Happiness Report:2017)によると、150以上の国の中で日本は51位、先進国では最下位なんです。その一方で、世界的なさまざまな調査では、日本は衛生面、経済面、教育面などでものすごく高水準、トップレベルの国なんです。
こちらはプラチナメンバー限定記事です
プラチナメンバー登録(年間11,000円or月間1,100円)を
していただくと続きをお読みいただけます。
※登録後30日間無料体験実施中!