2017/05/30
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第2回
経営者は「慢心への対応」と「苦しいとき、上手くいかないとき」にEQを使え。(2/5)
- 経営
- ビジネススキル
- EQ Executive Master/株式会社 EQ 取締役 会長 髙山直
- 株式会社 経営者JP 代表取締役社長・CEO 井上和幸
井上 田中角栄さんのように「カリスマとお茶目役」を使い分けるとか、「織田信長、豊臣秀吉、徳川家康」の三人のEQを使い分ける――といったお話は、とても面白いですね。完ぺきに使いこなせるかどうかは別にしても、リーダーの方たちがそういう視点を持つのは大事でしょうね。ところで、感情を上手く管理し、利用する能力をEQだとすると、経営者の場合、どんな局面で使うのが効果的でしょうか?
髙山 二つあると思います。一つは「慢心」への対応がそうですね。経営者が陥りがちなのは、業績が好調で右肩上がりのときの有頂天気分が抜けないときと、成功体験に縛られ身動きができなることです。...
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