TOP 【プロ経営者の条件】杉島 泰斗氏 IT人材育成がいかに価値あることかを認識して、追求しつづけて欲しい。(Vol.3)

2022/11/15

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【プロ経営者の条件】杉島 泰斗氏

第3回

IT人材育成がいかに価値あることかを認識して、追求しつづけて欲しい。(Vol.3)

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  • 杉島 泰斗氏 トレノケートホールディングス 代表取締役社長

 

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経営のプロフェッショナルとして経営にあたるプロ経営者。過去のキャリアの中で養われた彼らの資質、思考、マネジメントスキルは、激変する現在の日本で多くの企業リーダーにとって貴重なヒントになる。プロ経営者のプロたるゆえんを、実際に活躍中のプロ経営者の話から解き明かしていく「プロ経営者の条件」。

 

日本は、デジタル教育やITスキルに関して欧米やアジア諸国に大きく後れをとり、なおかつ2030年には最大で79万人のIT人材が不足するとも予測。
そんな中、「世界一のIT人材トレーニング会社になる」および、「世界で戦えるIT人材育成によって日本を元気にする」と目標を掲げるのが、トレノケートホールディングス株式会社 代表取締役社長の杉島泰斗氏。

 

杉島氏は東京工業大学を卒業後、IT系コンサルティングファームに就職。その後、転職で実績を積み上げ、3社目となる会社では社長を約10年務め、現在のトレノケートホールディングスは社長として2社目となる。
経営者の役割について、「みんなが納得できるような道を決め、その道に進むためのサポートをすること」と語る杉島氏に3回にわたってお話を伺った。

(聞き手:井上和幸)

経営者も自らITに触れると情報の感度と解像度がまったく変わる

井上 日本の経営者の方々にはITを苦手にしている人が多いと思います。一般の事業会社の方がどうしていけばいいのか、あるいは、どういう方が今後はトップになった方がいいのかといったことについて、杉島さんはどのようなご意見をお持ちですか。

 

杉島 たしかに年齢層が高いこともあって経営者にはITが苦手な方は多いですね。部下に丸投げみたいなところは多いのかなと思いますが、本当は経営層にいる方が最初にそういうものに触っていただくのが一番大事ですよね。
そんなに難しいものではありませんし、先ほどお話しした研修のように、ITにちょっと触わることで、その後に情報を収集する際の感度や解像度がまったく変わってくると思います。

 

井上 僕も、別にプログラミングが書ける必要などないと思います。ただ、構造的なことは理解できていないと経営が難しいのではないかとは思いますね。

 

杉島 おっしゃる通り、経営者がプログラミングを書ける必要はまったくありません。たとえば、1回1時間でも書いてみて、「あ、プログラミングってこういうものか」ということがわかるだけでまったく違うと思います。

 

井上 日本人はこれだけ教育レベルが高いと言われているのに、ことデジタル競争力やITスキルとなると、どの調査でも最下位レベルという不思議な...

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プロフィール

  • 杉島 泰斗氏

    杉島 泰斗氏

    トレノケートホールディングス 代表取締役社長

    熊本県出身。 東京工業大学を卒業後、 SCS デロイトテクノロジー で IT コンサルタント、不動産ポータルサイト LIFULL HOMES で WEB エンジニア、マーケティングに従事。株式会社クリスクで代表 取締役を 10 年務め、日本と東南アジア 4 か国で事業を展開。 そ の際に、 東南アジアの発展スピードと 国の成長に対して現地の人々 が希望を抱く姿 を目の当たりにすることで 、日本の停滞感 と の落差 に 危機感を覚える。 こうした状況を打破するために必要なものが IT 人材育成にあると 感じ たことが契機となり 、トレノケートに参画し、 2021 年より現職 。 趣味はサッカーとゴルフなどのスポーツで、 休日に 小学生の娘とお菓子を買いに行くのが一番の幸せ

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