TOP イマ、ココ、注目社長! 「学びの履歴」をデータ化し、ロールモデルを追える仕組みを作りたい。【前編】

2022/09/22

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イマ、ココ、注目社長!

第268回

「学びの履歴」をデータ化し、ロールモデルを追える仕組みを作りたい。【前編】

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  • 鈴木 陽平氏 株式会社Doorkel 代表取締役

 

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株式会社Doorkel(ドアケル)は、教育機関のDX化を促進している会社です。主要サービスである、大学・専門学校向けの広報支援ツール「SchooLynk Contact(スクーリンクコンタクト)」は、2020年2月のリリース後、わずか3ヵ月で200校以上に採用されるロケットダッシュを見せ、現在では全国250校以上の教育機関で導入されています。

 

2017年に同社を25歳で創業した鈴木陽平氏は、外資系コンサルの出身。中学生のときに海外留学を決意し、メールで篤志家を募って「ほぼ自力で」資金を集め、オーストラリアに渡航。その後、イギリス、香港、中国の高校・大学で学んできたという実行力と冒険気質に溢れた人物です。「ドアを開ける」という意味の社名の通り、誰に対しても「人生を変えるきっかけを与える仕組み」をつくり続ける鈴木さんに話をうかがいました。

(聞き手/井上 和幸

 

高校からの海外留学を決意。メールで篤志家を募り、資金調達をする

――鈴木さんが海外志向を強めたきっかけはなんだったのでしょう?

 

鈴木 小学3年生のときに家族でラスベガスへ旅行に行ったのですが、そこで見たダイナミックな環境、また現地で大学生のお兄さんたちとビリヤードをしてコミュニケーションをとったことで、世界にはいろいろな刺激があるんだなと感じたんです。しかし、岐阜(岐阜県関市)に戻ってみると、非常に閉ざされた環境であったことに気づき、地元を出て海外でチャレンジしたいと強く思いました。

 

――余談ですが、わたしは群馬県出身で同じように内陸で山に閉ざされた地形なので、育った環境が似ている感じがします(笑)。ところで、海外留学に関してはご両親に相談されていたと思いますが、驚いたのは、その資金は中学生の鈴木さんがご自分で集めたということです。

 

鈴木 はい。中学生になって、「どうしても海外に行きたい!」という僕の本気度を、両親が試したんだと思います。「お金がかかるから無理だよ」と両親に言われ、それで僕なりにできることはないかと考えて、メールアカウントをつくり、お金を出してくれそうな方をインターネットで探すことにしたんです。

 

――お金を出してくれた篤志家は都内に住むお医者さんだそうですね。いろいろな人にメールを半年間送り続け、返事をくれたそのお医者さんを訪ねて海外留学への情熱を語ったとか。当時まだ中学生でしょう? すごいなあ。

 

鈴木 もちろん、両親からも留学費用は負担していただいているので、そのお医者様に全部を出していただいたわけではありませんが、そのご支援が留学の後押...

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プロフィール

  • 鈴木 陽平氏

    鈴木 陽平氏

    株式会社Doorkel 代表取締役

    1990年生まれ、岐阜県出身。香港大学経済学部を卒業後、外資系戦略コンサルティングファームで海外戦略の立案に従事し、 2017年8月に株式会社 Doorkel を設立。代表取締役に就任。留学生向けのSNS事業を経て、2020年2月に教育業界のバーティカルSaaS「SchooLynk Contact」を開発。 教育機関のDX化を促進することで、学生の進路選択のアップデートを手掛ける。 特別な環境でなくても、ちょっと勇気を出したことで人生が大きく開けた自身の体験から、 テクノロジーを活用し、学びのきっかけを提供することで「自らの羅針盤を持って挑戦できる社会の構築」を目指す。