TOP とことん観察マーケティング ステキなストーリーを語り続けた1週間

2022/09/15

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とことん観察マーケティング

第75回

ステキなストーリーを語り続けた1週間

  • マーケティング

野林徳行です。「KEIEISHA TERRACE」にてマーケティングコラムの連載をさせていただいております。

 

多くの企業では、『カスタマーを知る』ことが大事と言いながら、足元の数字を優先してしまいがちです。足元はもちろん大事ですが、カスタマーを知ることで既存事業のPDCAは回りやすくなり、新規事業の立ち上がりは早くなります。または修正が小さくなります。

 

75回目のコラムです。今回は、7月最終週にたくさんの伝える機会を得ましたので、そこで感じたことを書いてみます。

 

澤田経営道場 7月21日

H.I.Sの創業者澤田秀雄さんの肝いりの起業家スクールです。グローバル社会になり、より競争が激しい時代において人材の育成がますます重要になる中、世界で活躍できる起業家・経営者・政治家を育成するための道場を設立して8期目になっています。リーダーに必要な知識や素養を学ぶ場とし、澤田さん自身も直接指導に携わり、起業家・経営者としての経験知をこれからの日本を担う若い人たちに伝えています。 世界で戦える人材に必要なのは何といってもやる気と素質。経験は乏しくとも有望な若い人を集め、2年かけて座学と実践の両面から徹底的に鍛え、ひとりでも多く、世界で戦える人材が育つ場を目指しています。2年後には自身の志を実現するべく起業家・経営者・政治家として活躍することを期待しているスクールになります。

 

私も2期から関わらせていただいていて、最近では、終日のプログラムにて、約6時間いただいて、「マーケティング=どんな誰は、何をしてあげると、なぜ幸せになるのか」を講義しています。過去の生徒の方々は、起業家や経営者、政治家として自分のステップにチャレンジされています。手法から入ってしまうことが多いので、幸せにしたい人の明確化から入るということが大事!を伝えるのが私の役目です。毎年、6時間講義しても短かったと言われることが良いことで、そのためのコンテンツや進め方はとても強い武器となりました。

 

聡研プランニング研修 7月22日

ずっと顧問をしている会社です。ベテラン社員が抜け、中途入社社員も何人かは離脱する中で、大きな会社の傘下に入りました。ベテランがいない中、リクルートの後輩の社長が奮闘していましたが、私も定例会でマーケティングと営業は、ひとりで闘うのではなくてチームで闘うのだと指導してきました。

 

なかなか社長の思うようにいかない時期が続きましたが、ようやくここにきてチームで闘うことと、自分事で考えることができるようになってきました。自分からナレッジを提供することが当たり前化していました。そして他人の意見を吸収して再度自分事に落とし込むことができていました。ステキな進化です。

 

そんなことが実感できるような研修だったので、前述の6時間講義と違って、この日...

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プロフィール

  • 野林 徳行氏

    野林 徳行氏

    有限会社オフィスフレンジー 代表

    1964年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。1987年リクルート入社。経営企画、事業戦略、商品企画、プロモーションプランニングなどを担当し、カスタマーを知ることに徹底的にこだわった行動で各事業の業績向上に寄与。ブックオフコーポレーションへの出向を経て、2003年ローソン入社。執行役員としてマーケティング、エンタテイメント、商品開発を担当し、数々のヒット企画を生み出した。2010年ローソンエンターメディア代表取締役社長に就任。2012年レッグス入社。CMOとしてキャラクターを活用した販売促進を強化。2016年FiNC CMO就任。人工知能を活用したヘルスケアアプリのマーケティングを推進。現在はブックオフコーポレーション取締役、高木学園マーケティング講師、NewsTV取締役など。著書「とことん観察マーケティング」をベースにした講演・研修を実施中。

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