TOP イマ、ココ、注目社長! 「品質の良さの数値化」で拡がる、日本の「食」の可能性【後編】

2022/07/15

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イマ、ココ、注目社長!

第246回

「品質の良さの数値化」で拡がる、日本の「食」の可能性【後編】

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うま味、香り、口どけの良さなど、これまで感覚的に語られてきた「食」の魅力を数値化することで、マーケティング業界に新風を吹き込んでいるベンチャー「dot science(ドット サイエンス)」。
同社を率いるのが、ヤフー、フリーのウェブマーケターを経て起業した小澤亮氏。マーケティングとは「魔法の杖を渡すこと」と語る小澤氏が手を組んだのは、シェフの田村浩二氏と、農業科学者の木村龍典氏。異色のチームはそれぞれの強みを活かし、クライアントが作る食材の品質の良さを数値化してマーケティングにフル活用することで、売り上げ増に貢献してきました。昨年4月には「品質の良さの数値化」に特化した「成分分析ブランディング」もスタートし、フライパンの分析などで続々とユニークなデータを公表しています。

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プロフィール

  • 小澤 亮氏

    小澤 亮氏

    dot science株式会社 代表取締役

    マーケター。大学で建築を専攻した際に、建築家が抱えるマーケティングの課題に触れたことをきっかけにWebマーケターを志す。在学中はバイヤーとして3,000回以上のWeb取引きを経験。その結果、インターネット通販に可能性を見出して、「良いものをつくる生産者をITでPRして収益化すること」を目標に、Yahoo! JAPANに入社。4年間の経験を積んだ。独立後は、より横断的なマーケティングスキルを習得するために、BASE株式会社をはじめとするベンチャー企業や、地方の中小企業のマーケティングを監修。また、全国の250件以上の農畜水産の生産者を訪問しながら、写真撮影、コピー制作、Web制作などの情報発信を支援することで関係性を築いた。その後、2017年9月に.science Inc.を創業。生産者をブランディングして、食材や加工品を販売する事業を展開する。化学農薬不使用のエディブルフラワーを卸・通販・研究開発する「食べられる花屋 EDIBLE GARDEN」はオンラインシェアNo.1に成長した。

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