2022/07/06

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2030年に向かえ! リーダーのためのキャリアメイク戦略

第35回

コロナ後の幹部転職市場予測。

  • 転職
  • キャリア
  • エグゼクティブ
  • 井上 和幸 株式会社 経営者JP 代表取締役社長・CEO

 

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本企画は、KEIEISHA TERRACEセミナー『コロナ後の転職市場、どうなる?どうする?』(2020年8月27日開催)を編集し、記事としてまとめ直したものです。

 

「今後の幹部人材転職市場はどうなるのか?どのように動くべきなのか?」をテーマに、人材のプロである井上和幸がコロナ後の各社幹部採用の動きや、各社が求める幹部像、具体的に取るべき行動など知っておきたい情報をお届けします。

 

いま、こうなっている!幹部転職市場、最前線レポート

幹部そのものの前に転職市場全体の動向について紹介します。2017年以降の失業率の推移データを見ると、直近の2020年6月は男女合計で失業率が2.8です。ずっと下がっていたものがコロナの前には上がりました。しかし、コロナの影響もあってまた下がってきています。

 

この数字は2.0に近かったあたりからすると悪化していますが、だいたい2017年と同じぐらいなんですね。2017年は世の中全体としてどちらかというと転職市場は活況で、失業率も低いといわれていた。今はすごく厳しいと思われている方も多いようですが、客観的に見ると2017年並みの数字だと捉えられます。

 

リーマンショックの時には、一時的にかなり失業率が上がっています。それに比べると今は悪化はしているんですが、転職市場が暗い状況なのかといえば、そこまで言う必要はないのではないかというのが失業率に関するデータです。

求人倍率から見るともう少し厳しくて、doda転職求人倍率レポートによると、いわゆる転職者数と求人の数、これは幹部ではなく若手の方も含めた転職者全体を差していますが、これを見ますと活動している方は直近も含めて横ばいですが、求人数自体は1.5倍だったものが1になっています。求人数そのものはかなり減っているといえます。

それからこれは求人倍率です。今は全体が1.61ですが、昨年に比べて0.9弱下がっている。単純に考えれば5割ぐらい減っているということですね。各業種別の数字を見ても、前年が2.54だったものが4.7というように、全体的には5割ぐらい減っています。

求人数の増加率を見ますと、昨年対比で7割強になっています。今は7割経済ということがいわれていますが、まさしく求人ニーズを全体から見ると、3割ぐらい減っています。

ここからは幹部の話です。当社のエンタープライズサービス統括本部のデータですが、当社はエグゼクティブサーチに特化していますので、案件のオーダーが半年で3桁の前半ぐらい入ってきます。実はオーダーの数はそんなに減っていなくて、今も活発に幹部の採用依頼を受けていて、ポートフォリオもそれほど変化しているわけではない。比較的満遍...

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プロフィール

  • 井上 和幸

    井上 和幸

    株式会社 経営者JP 代表取締役社長・CEO

    1966年群馬県生まれ。早稲田大学卒業後、株式会社リクルート入社。人材コンサルティング会社に転職後、株式会社リクルート・エックス(現・リクルートエグゼクティブエージェント)のマネージングディレクターを経て、2010年に株式会社 経営者JPを設立。企業の経営人材採用支援・転職支援、経営組織コンサルティング、経営人材育成プログラムを提供。著書に『ずるいマネジメント 頑張らなくても、すごい成果がついてくる!』(SBクリエイティブ)、『社長になる人の条件』(日本実業出版社)、『ビジネスモデル×仕事術』(共著、日本実業出版社)、『5年後も会社から求められる人、捨てられる人』(遊タイム出版)、『「社長のヘッドハンター」が教える成功法則』(サンマーク出版)など。

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