TOP 経営幹部・エグゼクティブのためのキャリア&転職を考える 将来のキャリアに漠然とした不安感を感じたら…迷いがなくなる3つのアクション

2022/05/20

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経営幹部・エグゼクティブのためのキャリア&転職を考える

第35回

将来のキャリアに漠然とした不安感を感じたら…迷いがなくなる3つのアクション

  • 転職
  • キャリア
  • 株式会社 経営者JP ディレクター 兼 エグゼクティブサーチ事業部 部長 国家資格キャリアコンサルタント 米国CCE.Inc認定GCDF-Japanキャリアカウンセラー 北岸弥恵

 

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30代~40代のマネジャー層、リーダー層の方から、「このままこの組織にいると不完全燃焼のままキャリアの後半を過ごすことになりそうです。もっと、やりがいをもってイキイキとした生活を送りたいのだが、どうすればよいでしょうか。」という理由で転職の相談をいただくことがあります。

 

上長や諸先輩方の様子から将来予想をしている方、部署異動や役割変更がきっかけになっている方、状況は様々ですが、漠然とした不安感や焦燥感が背景にある点は共通しています。

 

転職がひとつの解決になることもありますが、私は転職を考える前に、現状について一度立ち止まって考えることが重要だと考えています。

やりがいをもってイキイキとした生活を送るには自己選択感が重要

やりがいをもってイキイキとした生活を送るには、「自分がその場を選び、自分が考え、動くことで成果が出ている」という感覚を持てるかどうかが重要だと考えます。

 

自己選択感が得られにくくなっている時、ぜひおすすめしたい3つのポイントがあります。

 

1)自分の過去を振り返る
2)今の状況を俯瞰し、とことんやってみる
3)自分にとって何が重要なのかを改めて整理する

 

いま抱いている不安感や焦燥感の理由を明確にしないまま転職をすると「こんなはずではなかった」という事態になりかねません。
まずは自分が現状でできることを行った上で、次の選択を考えていただきたいと思います。

過去を振り返り、自分のパターンや価値観、譲れないポイントを認識する

私たちは意識的、無意識的にさまざまな意思決定をしています。ただ、その時その時は目の前のことに一生懸命で、背景にある自分自身の考えや感情に気づきにくくなっていることがあります。

 

大きな成功体験や失敗体験、また、「嬉しい」「嫌」と大きく感情が振れた出来事を中心に、改めて過去を振り返ってみてください。何がどういう成果につながったかだけではなく、当時自分がどのように考えて、何を選び、どう行動したか、何を思ったかに着目するとよいでしょう。

 

この時、頭の中で考えることも重要ですが、一度書き出してみることをおすすめします。可視化することで、自分の考え方の癖やパターン、大切にしている価値観、譲れないポイントに気づきやすくなります。

今の状況を俯瞰し、今できる範囲でのベストを尽くしきる

今のご自身を考えた時、状態はいかがでしょうか。ベストを尽くしていると言い切れますか。

 

組織にいると、必ずしも自分が希望するように進まないこともあります。希望する職務に就いている場合でも、ご自分ではどうしようもできないことなどもあるでしょう。
色々な状況はあると思いますが、自分に与えられた役割や目の前にある業務に今まで以上に没頭してみてください。もし、何らかの課題に直面している場合、それを乗り越えてからでないと、次の場でも同じことを繰り返してしまうことがあります。そうならないためにもまずは現状に向き合ってみてください。

 

次を考えるのはそれからです。
能動的に取り組む中でそれまで認識していなかった自身の適性に気がつくこと、新たな面白みややりがいを発見できることもあります。

自分にとって何が重要なのかを考える

漠然とした不安感や焦燥感を感じている背景には、理想とする状態と何らかのギャップがあることが多いです。これが何なのかをできる限り言語化しつつ、現在の環境では得られないのかももう一度考えてみてください。
漠然としたイメージを具体化することができれば、次に何をすればよいか・何がネックになっているかが自然と見えてきます。

 

上記3つを組み合わせて取り組むと、自身の考え方や行動に少しずつ変化が生まれます。
特にポジティブな変化(捉え方)が発生するタイミングが好機です。何かひとつでもポジティブな変化が生まれると、それが連鎖し、次の変化を生み出します。

 

たとえば、過去さまざまな経験をさせてくれた環境を改めて認識し、自分が恵まれていると感じることで同じ職務でも取り組み方が変わった方、あるいは、目の前の仕事に没頭することで新たな自分に出逢えた方、没頭して取り組んだが故に自分がやりたいことは別にあることに気がつき、やりたいことに近づく道を模索し始めた方もいます。
ひとりでは気がつきにくい場合、私共のようなコンサルタントを壁打ち相手にするのもよいでしょう。

 

こういった変化に気づき、その上でさらなる行動を起こすことこそが自己決定感を高めるために重要なことです。最初は小さい変化に見えたとしても、その積み重ねできっとあなたにとっての良い道が開けるでしょう。

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プロフィール

  • 北岸弥恵

    株式会社 経営者JP ディレクター 兼 エグゼクティブサーチ事業部 部長 国家資格キャリアコンサルタント 米国CCE.Inc認定GCDF-Japanキャリアカウンセラー

    1979年千葉県生まれ。青山学院大学文学部日本文学科卒。学生時代に組織や環境がヒトに与える影響の大きさを感じ、人材業界へ。仕事においても「ヒトと組織の出会いの創出に貢献したい」という想いを持つ。求人広告を扱うベンチャー企業での新規サービスの立ち上げ/法人向け採用コンサルティング営業を経て、2003年に株式会社ディスコの人材紹介部門に入社。新卒学生や第2新卒の就職/転職をサポートする部署にてコーディネーター職を経験した後、コンサルタントへの転向を希望し、2005年秋からコンサルタントとして勤務。日系/外資系メーカー、インターネット、小売、物流、サービス業等幅広い業界の採用支援に携わり、法人向けコンサルティングを行いながら、みずからマッチングや転職希望者の支援も行う。2000人以上の転職希望者にお会いし、数多くのリーダー層やマネジャー層の転職支援をサポート。トップコンサルタントとして活躍し、大手外資系企業からPartner Awardを2年連続で受賞するなど、質の高いマッチングに好評をいただく。 「これから世の中に出ていく世代が生き生きと過ごすために、日本を元気にする企業やリーダーの成長に自らの経験を活かしたい」と考え、2017年1月、経営者JPに参画。「相手の立場にたった丁寧なコンサルティング」をモットーとし、経営層・リーダー層の採用・転職支援に取り組む。一児の母。