2022/04/21
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経営者力診断リリース記念スペシャルトークライブ
第6回
【秋山進氏×井上和幸】これから求められる経営幹部の4タイプ
- 組織
- キャリア
- エグゼクティブ
- プリンシプル・コンサルティング・グループ 代表取締役 秋山 進氏
- 株式会社 経営者JP 代表取締役社長・CEO 井上 和幸
2022年1月27日(木)、オンライントークライブ「経営者力診断スペシャルトークライブ:経営者・役員になれる人 vs なれない人」が開催されました。
管理職として、リーダーとしてご活躍中で、これからさらに経営陣としてご活躍を目指される方は多くいます。しかし、全ての方が経営者・役員になれるわけではありません。では、どのような人がなれて、どのような人がなれないのか? また、現在経営陣としてご活躍中だが、どのように後継者を選べばよいのか? この課題に対して秋山進氏(プリンシプル・コンサルティング・グループ 代表取締役)と井上和幸(弊社代表取締役社長・CEO)の2人が語り合いました。対談を編集し、6回にわたってお届けします。
悩みは儲かること!?経営者から寄せられる意外な悩みと対策(vol.1)
経営者力を決める5つの力(vol.2)
【役員になる人の3つの力】本にはない、ここだけの話(vol.2)
役員になれる人の視野「いまを見るだけではなく、〇〇を見る人」(vol.3)
将来役員になる人の基本姿勢7項目(vol.4)
管理職として注意すべきこと、経営幹部として注意すべきこと(vol.5)
これから求められる経営幹部の4タイプ(vol.6)
これから求められる経営幹部の4タイプ
井上 これから求められる経営幹部タイプを、皆さんに・・・。
秋山 私は仏像好きなんです(笑)。経営幹部の話をしたときに、「四天王」というのが経営幹部のある種のタイプ分類にすごく使えるんです。
四天王とは、釈迦如来が真ん中にいて、それを守る役割として持国天、広目天、増長天、多聞天がいます。
これはもともと、ヒンドゥー教の世界の重要人物たちです。それを、仏教はいきなり自分たちのガードマンにしちゃうという「仏教はすごいな」という話です(笑)。もともとのヒンドゥーの言葉は必ずしもこの意味ではないのですが、持国天は「自分の国を維持する」。それから広目天は「広く目を開く」。増長天は「増進する・強くする」「どんどん成果を収めて行く」という意味です。多聞天は「話をよく聞く」という人。
これ、「これからの経営人に求められる人は、だいたいこれぐらいのことは持っておいてくださいね」という視点的なものを表す意味では、かなりよくできているんです。
持国天は外部変化に合わせて組織を維持するという、リスクマネジメント的・ディフェンス的視点です。オフェンスだけしかできない人は、いまは厳しい。いろんなところから見られているので、リスクマネジメント的な発想を持ってディフェンスも考えていかなければいけないんです。
広目天は、下界の新しく重...
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