TOP イマ、ココ、注目社長! 真の豊かさを実現するカギは、付加価値労働生産性を高めること。【後編】

2022/02/24

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イマ、ココ、注目社長!

第210回

真の豊かさを実現するカギは、付加価値労働生産性を高めること。【後編】

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自動マニュアル作成ツール「Dojo(ドージョー)」をはじめ、AIやクラウドを活用したワークスタイル変革ソリューションを提供している株式会社テンダ。代表取締役社長に就任した直後の昨2021年に、JASDAQ上場を果たした中村繁貴氏の元、人と会社と社会が互いに影響し合いながら成長する“SHINKA(真価=進化×深化×心火)”経営を実践しています。

 

経営トップになって、まず最初に手がけたのがMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)の変更だったという中村氏。いちエンジニアとして入社した当初から「経営を学びたい」と思っていた氏が、その志を抱いた経緯や、いま現在、会社の成長とともに実現していきたいという社会課題について伺いました。

(前編はこちら

(聞き手/井上和幸

元反対派。「グローバルで戦うために」上場に踏み切る

――2021年にはJASDAQ上場を果たされます。以前から上場はテーマとしてあったのですか?

 

中村 ありましたね。私は上場反対派でしたが。

 

――反対派。それはなぜ?

 

中村 上場って準備に相当なお金がかかりますし、維持費も1億円前後かかるといわれています。そんなお金を使うなら従業員に還元してあげた方がいいと思っていました。自社プロダクトをたくさん生み出したいとも考えていたので、投資に使わせてほしいとも思いましたし。

 

小林は以前から上場を目指していて、かなり前から監査法人も入っていました。ただ、リーマンショックのあおりなどもあって、何度かチャレンジしては踏みとどまり、2017年にトライした際も「今回ダメだったら繁さんの代で上場してくれ」と。

 

――では、小林会長としては、中村さんの社長就任と上場はセットとお考えだった?

 

中村 具体的に伺ったことはありませんが、恐らくそうだったのだと思っています。私自身も、やるのであれば社長として(上場を)牽引し、実現したいという気持ちはありました。実は私の代でもコロナで上場が1年スリップしたのですが、会長への恩返しもしたかったですし、現場も頑張ってくれた。マーケットに対しても、応援してくれたパートナーに対しても結果で表現したいと思い、最終的に上場を実現しました。

 

――もともと反対派ですよね。いまおっしゃった感謝や恩返しの気持ちとは別に、ご自身の上場に対する納得感はあったのですか?

 

中村 それは、もちろん。今後、会社をスケールさせていくことを考えると、パブリックの会社としてマーケットで勝負できる視座に持っていかないと、役員陣の限界...

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プロフィール

  • 中村 繁貴氏

    中村 繁貴氏

    株式会社テンダ 代表取締役社長

    1976年、東京都生まれ。大学時代、心理学・福祉学を専攻。 システムエンジニアから経営に参画し、新規プロダクト企画・開発、新規事業の立上げやM&A及びM&A企業の経営などを経たのち、 2018年代表取締役就任。東証JASDAQに株式上場を果たす (東証JASDAQ:4198) 。 自動マニュアル作成ツール【Dojo】をはじめ、5,000社以上の企業へクラウドサービスなどBtoBサービスの企画・開発を行い導入。 日本のワークスタイル変革を起こし、付加価値労働生産性を世界一に引き上げることを目指すべく活躍中。(SNS)twitter : https://twitter.com/shigekinakamura|note : https://note.com/shigeki_7

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