TOP 【プロ経営者の条件】石原 誠氏  製造業の世界に戻りアペルザを設立。より良いプロダクトを海外へ。【後編】

2021/10/25

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【プロ経営者の条件】石原 誠氏 

第2回

製造業の世界に戻りアペルザを設立。より良いプロダクトを海外へ。【後編】

  • 経営者インタビュー
  • プロ経営者の条件
  • 経営
  • キャリア
  • 株式会社アペルザ 代表取締役社長 兼 CEO 石原 誠氏

 

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さまざまな企業経営に携わってきたプロ経営者には、その経験に裏打ちされた確固とした信念がある。同時に、それぞれの企業に適応した経営を行ってきた柔軟性もある。その存在は激変する現在の日本のビジネス界において、貴重なものとなっている。

 

プロ経営者のプロたるゆえんを、実際に活躍中のプロ経営者の話から解き明かしていく「プロ経営者の条件」。今回は、株式会社アペルザ 代表取締役社長の石原誠氏をゲストにお迎えした。石原さんはキーエンスに新卒で入社し、製造業向けデータベースサイト「iPROS(イプロス)」の立ち上げに参画。執行役員として「サービス開発」「メディア運営」「経営企画」を担当した。キーエンス退職後の2014年3月には、教育系スタートアップである株式会社ポリグロッツを起業。英語学習者向けiPhoneアプリをリリースし、2014年のAppleベストアプリに選出された。その後、株式会社クルーズを創業し、2016年7月の経営統合を期に株式会社アペルザの代表取締役社長に就任。製造業の支援業務を行っている。これまでの歩みとアペルザの今後についてお話をうかがった。

 

前編はこちら)

 (聞き手:井上和幸)

チームを優先する人材がいないと会社は成り立たない

井上 アペルザを創業してから5年ほど経ちます。現在の体制は何名ぐらいですか。

 

石原 正社員は約60名ほどです。それ以外に業務委託など、正社員と変わらない仕事をしてくれる外部スタッフを含めると100名近くいます。

 

井上 人材面や組織のつくり方などで、石原さんが最もこだわっているのはどんなところですか。

 

石原 これは失敗を通じて学んだことと言っても過言ではないのですが、スタートアップには優秀ではあるけれど自分のキャリアを優先する人材が集まりやすい傾向があります。創業初期ならそれでもいいのかもしれませんが、チームを優先する人材がいないと会社は成り立ちません。「早く行きたければ一人で進め、遠くまで行きたければ皆で進め」という言葉があるように、そういう人材を確保する意識が、当初の我々にはやや欠けていたのかもしれません。現在は、apérzaWayという弊社のバリュー(行動規範)のひとつ目の項目に「チームで偉業を成す」と入れるなど、チームを尊重できる人材が重要だということを明確に打ち出しています。

 

井上 最初のころは優秀な人材を採用することに力を注いでいたけれど、それだけではうまくいかなかったということですか。

 

石原 その通りです。正直なところ、...

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プロフィール

  • 石原 誠氏

    株式会社アペルザ 代表取締役社長 兼 CEO

    新卒で株式会社キーエンスに入社。コンサルティング営業に従事した後、2001年より社内ベンチャープロジェクトとして、キーエンス初のインターネット事業『iPROS(イプロス)』の立ち上げに参画。執行役員として経営に携わり、サービス開発、メディア運営、経営企画を担当。 2014年にキーエンスを退職後、教育系(EdTech)スタートアップを創業。英語学習者向けiPhoneアプリをリリースし、2014年のAppleベストアプリに選出される。その後、複数のスタートアップ経営経験を経て、2016年7月に株式会社アペルザを創業し、代表取締役社長兼CEOに就任する。

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