TOP 私が経営者になった日 【ドムドムフードサービス 藤崎社長】顧客とスタッフとの 共感・共鳴を通して ブランドを育てていく。(Vol.3)

2021/11/01

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私が経営者になった日

第72回

【ドムドムフードサービス 藤崎社長】顧客とスタッフとの 共感・共鳴を通して ブランドを育てていく。(Vol.3)

  • 経営
  • キャリア
  • 経営者インタビュー
  • 株式会社ドムドムフードサービス 代表取締役社長  藤﨑 忍氏

 

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社長に任命された日=経営者になった日ではありません。経営者がご自身で「経営者」になったと感じたのは、どんな決断、あるいは経験をした時なのか。何に動かされ、自分が経営者であるという自覚や自信を持ったのでしょうか。

1970年に日本で最初のハンバーガーチェーンとして誕生した「ドムドムハンバーガー」。1990年代には全国で400近い店舗を誇りましたが、その後、親会社の不振もあり30数店舗にまで激減。厳しい状況が続く中、2017年に入社9カ月・51歳で社長に抜擢就任後、さまざまな試みで2021年3月期には黒字化を果たした立役者の株式会社ドムドムフードサービス 代表取締役社長 藤崎忍氏に3回にわたってお話をうかがいました。

 

第2回はこちら)

ブランドを大事にすることが復活の鍵

ドムドムハンバーガー復活には、ブランドを大事にしたいという藤崎氏の姿勢が大きく寄与している。

 

「日本一古いバーガーチェーンであるというのは他社がどこも持てないものなので、まず、それ自体が素晴らしいブランドだと思っています。私自身も学生のときから知っていましたので。途中、厳しい状況になったこともありましたが、細くでも続いてこられたのは、常に皆さんの思い出の中にあって、愛されてきたからではないでしょうか。
思い出からつくられている愛着とか期待が皆さんあったのだと、私は思っています。。そして、イベントやコラボなど新しいチャレンジがメディア等で拡散され、思い出にあったものが細々と続いていたことに、皆さんが気付いてくださった。そこでこのままでは絶滅危惧種『ドムドム』がなくなってしまうかもしれない、そこを自分たちの手で守ったりとか、残したりできるるという体験型の関わり方を始めてくださった。そういう関わり方がO2O(Online To Offline)からOMO (Online Merges with Offline)という今の時代にちょうどマッチしたのではないかと思います」

 

去年からさかのぼった2年間のイベントやコラボといったもので、ここまでこのブランドがすごいというのは、今も藤崎氏が日一日と感じ続けていることだという。

 

「自分で選んで、情報も自分で取れて参加ができる。それは、直接店舗に行って買うという参加だけではないのです。応援をするということが、どんなかたちでもできるという、この時代の背景とドムドムのブランドに対する皆さんの思いがマッチしたのだと私は思っています。」

 

藤崎氏が自分へのご褒美としてオーダーで作って身につけた「ドムドム」の金のネックレスは、メディアを通して、大きな反響を得た。

 

共感・共存でブランドを作っていく

「このドムドムのイニシャルネックレスが...

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プロフィール

  • 藤﨑 忍氏

    株式会社ドムドムフードサービス 代表取締役社長 

    1966年7月、東京都墨田区生まれ。 青山学院女子短期大学卒業後に区議会議員の男性と結婚。主婦として子育てなどに奔走していたが、39歳の時に夫が落選し病に倒れ、商業施設「渋谷109」のブティック(株式会社ブティックヤマトヤ「MANA」店長に。 若いスタッフと共に働き新しい価値観を見出す。その結果年商を倍に躍進させる。5年間働いた後、2011年から東京・新橋に居酒屋「そらき」を開店し、翌年には2軒目「SoRa-ki:T」を出店。2017年に再生事業を行う(株)レンブラントインベストメント入社。併せて(株)ドムドムフードサービス出向。ドムドムハンバーガーの新商品開発担当、新店店長、東日本地区スーパーバイザーを務める。2018年8月にドムドムフードサービス代表取締役社長に就任。