TOP とことん観察マーケティング 失敗例のなぜ?はシンプル 顧客を忘れるからです

2021/10/14

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とことん観察マーケティング

第59回

失敗例のなぜ?はシンプル 顧客を忘れるからです

  • 経営
  • マネジメント
  • 有限会社オフィスフレンジー 代表 野林 徳行氏

野林徳行です。「KEIEISHA TERRACE」にてマーケティングコラムの連載をさせていただいております。

 

59回目のコラムです。『カスタマーを知る』ことの大切さを毎回寄稿していいます。多くの企業では、『カスタマーを知る』ことが重要と言いながら、足元の数字を優先してしまいがちです。足元はもちろん大事ですが、カスタマーを知ることで既存事業のPDCAは回りやすくなり、新規事業の立ち上がりは早くなります。または修正が小さくなります。今回は、私がキャラクターマーケティングについて継続的に講義をしている宣伝会議さんの講演依頼について書いてみます。

 

宣伝会議とは

『宣伝会議』とは、マーケティング・コミュニケーションに携わる方々へ知識と情報を提供する会社で、今年65年目になるそうです。環境変化に対応し、新たな道を切り開いていくために欠かせないのが、マーケティングであり、クリエイティビティであるとの考え方のもと、グローバル企業から中小企業まで、また全国あらゆる地域の企業や自治体、団体までが、マーケティング発想やデジタル・テクノロジーを取り入れ、適切なコミュニケーションを行うことで、産業の振興や地域の活性化は必ず成し遂げられるとしてサポートしている企業です。『宣伝会議』『広報会議』『販促会議』『ブレーン』の月刊4誌、マーケティング・コミュニケーション分野の書籍・年鑑の発行、広告界のニュースやコラムが読めるWebメディア「AdverTimes. (アドバタイムズ)」の運営をしており、今回のテーマの講演は、マーケティング、クリエイティブ、営業・販促、広報などの実務が学べる教育講座を全国8都市で開催しているとのことで、今回の話はその中で私が受け持つ1講座の紹介となります。

 

何を話しているのか

私は、こちらでマーケティングコラムを執筆していますが、普段は様々な場所でマーケティングの講演をしています。宣伝会議では、以前に勤務していた株式会社レッグスの頃から、キャラクターマーケティングの講座を継続して講義しています。キャラクターというとアニメをイメージしますが、もう少し広くとらえてみるとコンテンツマーケティングとも言えます。ほかにも、アーティストや、アスリート、また、ブランドなども同様にコンテンツと言えるでしょう。企業や自治体の活動などとキャラクターのコラボレーションは、双方にとってメリットのあるステキ創りになります。私は、ローソン勤務時代に、「ローソンにわざわざ行く理由」を作るということで様々なタイアップキャンペーンを創ってきました。リラックマ、キティ、ミッフィー、スヌーピーなどのお皿などグッズがもらえるキャンペーン、進撃の巨人などのアニメタイアップキャンペーン、EXILEやコブクロなどのアーティストとのタイアップキャンペーン、プロレスのハッスルやバレーボール日本代表などスポーツとのタイ...

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プロフィール

  • 野林 徳行氏

    有限会社オフィスフレンジー 代表

    1964年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。1987年リクルート入社。経営企画、事業戦略、商品企画、プロモーションプランニングなどを担当し、カスタマーを知ることに徹底的にこだわった行動で各事業の業績向上に寄与。ブックオフコーポレーションへの出向を経て、2003年ローソン入社。執行役員としてマーケティング、エンタテイメント、商品開発を担当し、数々のヒット企画を生み出した。2010年ローソンエンターメディア代表取締役社長に就任。2012年レッグス入社。CMOとしてキャラクターを活用した販売促進を強化。2016年FiNC CMO就任。人工知能を活用したヘルスケアアプリのマーケティングを推進。現在はブックオフコーポレーション取締役、高木学園マーケティング講師、NewsTV取締役など。著書「とことん観察マーケティング」をベースにした講演・研修を実施中。