TOP KEIEISHA TERRACEセミナー  ナレッジライブラリー 【黒田真行氏×井上和幸】40代以上の転職では「リアル縁故」と「SNS縁故」が重要になる。

2021/09/10

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第24回

【黒田真行氏×井上和幸】40代以上の転職では「リアル縁故」と「SNS縁故」が重要になる。

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5月25日、【KEIEISHA TERRACE トークライブ】 今後の人材業界の動向と、ミドルやシニアのキャリア&転職――がオンラインで開催されました。今回のゲストは、ルーセントドアーズ株式会社 代表取締役 黒田真行氏です。黒田さんは転職サイト「リクナビNEXT」編集長やリクルートエージェントの事業開発に従事した後に独立し、ミドル層専門のエージェントとして活躍されていらっしゃいます。

黒田さんとはリクルート時代の同期(平成元年入社)でもある弊社代表取締役CEO井上和幸が、ミドル層・シニア層のキャリアと転職、人材業界の課題などについて本音で語り合いました。本記事ではその一部を抜粋・編集して、3回にわたってお届けします。(全3回)

 

【第2回】40代以上の転職では「リアル縁故」と「SNS縁故」が重要になる。

井上 次に、「40代以上の転職には、他にどういうリスクがありますか」というご質問ですが。

 

黒田 これは大企業を辞めてから転職されるケースなどで多いんですが、最初から希望していたわけではなく年収1500万で大企業の部長職をやっていた人が、「1000万くらいで何かないか?」というふうに、会社を辞めてから探し始めた場合に、50社受けてもなかなか面接にも行けない。100社受けても、200社受けても決まらない。そうこうしているうちに1年半経ってしまい、最終的にちょっとでも収入を得たいということで、ハローワークでアルバイト的なものでつなぐ――という方がものすごく多いんですね。特に再就職組でそれが多い現状があります。そういう活動期間によって、だんだん選べなくなってくる、あるいは、全然希望ではないけれど、つなぐためにやらざるを得ないということになりかねないというのが大きなリスクですね。

ただ、そういうケースでも、「仕事が決まりましたね」ということで、求人倍率的には1とカウントされるんですよ。そうした「満足度が反映されていないデータ」にあまり振り回されない、あるいは、そうならないように、できるだけ市場の情勢には目を向けていただきたいと思います。

 

井上 私はテクニック論みたいな話は本来嫌いなのですが、せっかくの機会ですので、ひとつ挙げます。たとえば、リストラがご自身の会社であったときに、再就職支援のサポートを受けることがあると思います。そのときに、再就職支援会社が取り扱っている求人ではない一般の求人に応募される際、再就職支援会社が用意するキャリアシートは使わない方がいいと私は思っています。

もちろん、そういうサポートを受けてちゃんと活用するのは良いと思うんです。ただ、そうではなくて、黒田さんや私のところなどにご相談いただくときに、プレーンなワードファイルを使い、通常のもの...

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プロフィール

  • 黒田 真行氏

    黒田 真行氏

    株式会社ルーセントドアーズ 代表取締役

    「ミドル世代の方々のキャリアの可能性を最大化する」をテーマに、ベンチャー企業や中小企業の経営者の右腕人材となるミドルマネジメント層、経営プロフェッショナルの人材紹介事業を運営。1989年、関西大学法学部卒業、リクルート入社。以来、転職メディアの制作・編集・事業企画に携わる。2006~13年まで転職サイト「リクナビNEXT」編集長。13年リクルートドクターズキャリア取締役などを経て、14年ルーセントドアーズを設立。 ・35歳以上のための転職支援サービス「CareerRelease40」 ・40代からのキャリアの不安相談サービス「CanWill」

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