TOP イマ、ココ、注目社長! けれど、それ楽しいの?というのが一番大事な問いである。【前編】

2021/08/10

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第161回

けれど、それ楽しいの?というのが一番大事な問いである。【前編】

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  • 株式会社Melon 代表取締役CEO 橋本大佑氏

 

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いま、忙しいビジネスマンの間で話題になっているのが、「マインドフルネス」。これは、過去や未来を漂う心を「いま、ここ」に導き、意識を向け続けるメソッドです。継続することにより、脳疲労の解消やストレスの軽減、心の安定、睡眠の質の向上など、さまざまな効果があり、これは科学的に証明されているといいます。

マインドフルネスを実践し、広く伝えようとしているのが、株式会社Melon 代表取締役の橋本大佑氏。外資の証券会社で活躍していた橋本氏はなぜ、マインドフルネスに辿り着いたのでしょうか?

 

(聞き手/井上和幸

エネルギーを爆発させたい! 勝負の世界に早く行きたかった

──早稲田大学を2005年に卒業されて、シティグループ証券に入社された。そのとき、橋本さんはどのようなことをやって行きたいと思っていらっしゃったのですか?

 

橋本 本当は大学生のときから「卒業したら起業したい」と思っていたんですよ。でも、親に相談したら、「失敗するから、やめとけ」と(笑)。

 

──なるほど(笑)。親としてはたいがい、そう言いますよね。ちなみにご両親は何をされていらっしゃる?

 

橋本 父親は普通の会社員。母親は私が高校生のときに亡くなりましたが、小学校の教師をやっていました。都内に住み、多少は恵まれている環境だったと思いますが、ごく普通の家に育ちました。親は事業をしていたわけではないので、反対するのは当然だったと思います。

当時は、外資系の金融機関やコンサルティングファームが就職先の選択肢に入ってくる、ちょっとしたブームになっていました。「イケてる学生はそういう会社に行くんだ」みたいな雰囲気ができ始めていたんです。
「外資は大変だけど、高給で、仕事もチャレンジングな感覚を得られる」。それが魅力的に聞こえました。
とはいえ、私はそれほど深いことを考えず、「お金をもらえて、仕事ができるならいいんじゃん」みたいな、その程度の感覚でした(笑)。

留学をしていたので英語のアドバンテージは少しだけありましたし、外資も金融も経済も好きでした。なので、自然な形でシティグループ証券に入社しました。

 

──学生のとき、起業したいと思っていらっしゃった。どんなことをやろうというイメージがあったのですか?

 

橋本 実は何にもないんですよ(笑)。「何もないけど、何かやってやろう」みたいな。ただの勢いです。

 

──よくある感じの(笑)。

 

橋本 はい(笑)。
勉強もたいした成績ではないですし、アルバイトして遊んでという普通の学生生活。

外資に行ったのは、ある意味...

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プロフィール

  • 橋本大佑氏

    株式会社Melon 代表取締役CEO

    株式会社Melon代表取締役CEO。早稲田大学卒業後、シティグループ証券投資銀行本部を経て、米系資産運用会社、オークツリー・キャピタル・マネジメントで日本株運用に携わる。15年間の外資金融でのキャリアの中で、マインドフルネス瞑想を継続し効果を実感。2019年に株式会社Melonを設立し、日本初のオンライン・マインドフルネスのプラットフォーム「MELON ONLINE」をスタート。法人向けのマインドフルネス研修やイベント登壇、個人向けの講演など各方面でマインドフルネスを広める活動を継続中。