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2021/07/21

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第157回

オーナー社長ならリスクを取る。リスクを含めて戦略を決める。

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  • 株式会社イー・ロジット 代表取締役社長 ⻆井 亮一氏

 

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イー・ロジットは通販物流(EC、ネットショップ、カタログ通販、テレビショッピング)の代行から物流改善などの物流コンサルティング、物流システム開発・導入を行っている。

消費行動がリアル店舗での購入からネット通販、さらにハイブリッドでの購入に変化して行くことに着目。新時代の消費体験を届けることをミッションとする。

代表を務める角井亮一氏に話を伺った。

 

(聞き手/井上和幸

物流では川下が好きだった

──角井さんと言えば、物流・ロジスティックスの世界ではオピニオンメーカーでいらっしゃり、TVなどメディアでのコメントもご著書も非常に多くいらっしゃいます。もともと、物流にご興味があったのですか?

 

角井 私が5歳の頃、父が光輝物流を設立したので、よく会社の倉庫に行っていました。そこでフォークリフトを上げたり下げたりさせてもらって遊んだりして。

そんなこともあって物流には幼い頃から興味を持っていましたし、「将来、継ぐのだろう」と、ひとりっ子だったこともあって、何気に感じていました。

 

──多くの経営者にインタビューをさせていただいていると、父親の影響を受けている方が非常に多いですね。ただ、父親と同じ道を歩む人もいれば、逆に反発して違う道を行く人もいらっしゃる。その意味では角井さんは前者だと言えるのでしょうか?

 

角井 先に言ったようにひとりっ子だったので、会社を継がないといけないと考えていました。そのため、理系でしたが、大学受験では経営学部や経営工学を考えました。ただし、父から「継いで欲しい」という話はまったくありませんでしたけどね。

 

──なるほど。大学(上智大学経済学部経済学科)は家業を継ぐ方向で決められたのですね。

 

角井 大学で、田中利見先生から「経営にとってはマーケティングをやることがとてもいい」と話を聞いたこともあり、先生のゼミに所属して勉強させて頂きました。先生はその後、ダイレクトマーケティング学会の初代会長を務められました。まさに通販物流のど真ん中にいたというところです。

 

──大学は3年で単位を取得し、修了すると渡米。ゴールデンゲート大学でマーケティングを専攻してMBAを取得し、船井総合研究所に入社されている。

 

角井 私はサンフランシスコにいたのですが、ボストンで就職セミナーがあると聞き行きました。飛行機代の半額は主宰者が持ってくれるというのでチャンスだと思ったんです。

「いろんな経営を見られること」を基準に、銀行を中心に見ていました。そのなか...

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プロフィール

  • ⻆井 亮一氏

    株式会社イー・ロジット 代表取締役社長

    1968年大阪生まれ、奈良育ち。 上智大学経済学部経済学科にて、ダイレクトマーケティング学会初代会長の田中利見先生のゼミに所属、3年で単位取得修了し、渡米。ゴールデンゲート大学マーケティング専攻にてMBA取得。帰国後、(株)船井総合研究所に入社し、小売業へのコンサルティングを行い、1996年にはネット通販参入セミナーを開催。 その後、光輝物流(株)に入社し、物流コンサルティングや物流アウトソーシングを実施。 2000年2月14日、株式会社イー・ロジット設立、代表取締役社長に就任。 イー・ロジットは、取引社数276社(2021年3月末)、EC専門物流センターの総延床面積45,300坪(2021年6月)と、国内トップクラスの通販専門物流代行会社であり、約200社の企業組織「イー・ロジット クラブ」では物流人材教育研修を行い、リアル小売やEC企業などの物流コンサルティングを行う。 また、物流に関する書籍の出版も行っており、日本語のほか、英語、中国語(簡体、繁体)、韓国語、ベトナム語で累計34冊以上を出版。 最新刊「物流革命2021」(日本経済新聞社)、「日経文庫 物流がわかる<第2版>」、「すごい物流戦略」(PHP新書)、「物流改善の進め方」(かんき出版)は、多くの有力書店でトップ3に入っている。 Facebook:https://www.facebook.com/riokakui Twitter: https://twitter.com/rkakui