TOP KEIEISHA TERRACEセミナー  ナレッジライブラリー アフターコロナに向けて、経営者ならおさえておきたい「経営に死活的な3つの力」vol.1

2021/07/09

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第21回

アフターコロナに向けて、経営者ならおさえておきたい「経営に死活的な3つの力」vol.1

  • 組織
  • マネジメント
  • 多摩大学大学院客員教授 藤井 敏彦氏

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2021年3月25日、KEIEISHA TERRACEセミナー「アフターコロナに向けて、経営者ならおさえておきたい『経営に死活的な3つの力』前編」が開催されました。講師としてお迎えしたのは、グローバルビジネスの競争戦略やゲーム戦略に詳しい藤井敏彦氏(多摩大学大学院客員教授、経済産業研究所コンサルティングフェロー)です。セミナーでは「いま、グローバル競争で何が起きているのか」、「その中で日本および日本企業はどう考え、動いていければよいのか」、「リーダーはどんな世界観を持つべきか」といった観点から講義していただきました。ここでは、その一部を編集してお届けします。(全5回)

 

【第1回】 自動車依存が強すぎる日本の特異な産業構造

井上 講義の前に、私から藤井敏彦さんのプロフィールを簡単にご紹介させていただきます。

 

藤井さんは、1964年大阪府生まれ。1987年に東京大学経済学部を卒業後、通商産業省(現・経済産業省)に入省されました。その後、1994年にワシントン大学でMBAを取得。2000年からはブラッセルに拠点を構えたNPO法人「在欧日系ビジネス協議会事務局長」を務め、日本人初の本格的対EUロビイストとして多くの実績を挙げていらっしゃいます。

 

2004年に帰国した後は、慶應大学法科大学院客員講師(EU法)、埼玉大学大学院経済科学研究科客員教授(公共政策と企業経営)などを経て、現職である多摩大学大学院客員教授と経済産業研究所コンサルティングフェローを兼務されています。

 

主な著書には『競争戦略としてのグローバルルール』(東洋経済新報社)、『サステナビリティ・ミックス』 (日科技連出版社)などがあります。講義とあわせて読まれると、より理解が深まると思います。

 

では、藤井さん、よろしくお願いいたします。私は、最後の質疑応答からまた入ります。

1 極めて特異な日本の産業構造

(図のキャプション)

図表1「ユニークな日本の産業構造」

 

藤井 まず上記の図表1「ユニークな日本の産業構造」をご覧ください。これは、かなりショッキングな図で、日本の産業構造がどのように生まれてきたのか、というひとつの表れです。非常に細かいので小さい文字や数字を見ていただく必要はありません。基本的には青い部分と黄色い部分だけに注目してくだされば結構です。

 

一番左が1985年。隣が95年、2005年と10年単位で右に行って、一番右が2018年になります。

 

グラフの高さは出荷額、国内の製造量ですね。幅はその産業で働いている従業員数です。したがって「出荷額×従業員数」で面積が決まっています。ある意味、経済における...

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プロフィール

  • 藤井 敏彦氏

    多摩大学大学院客員教授

    1964年大阪府生まれ。1987年東京大学経済学部卒業、通商産業省(現・経済産業省)入省。1994年ワシントン大学にてMBA取得。 2000年からはブラッセルに拠点を構えたNPO法人在欧日系ビジネス協議会事務局長を務め、日本人初の本格的対EUロビイストとして活動、多くの実績をあげた。 2004年に帰国後、慶應大学法科大学院客員講師(EU法)、埼玉大学大学院経済科学研究科客員教授(公共政策と企業経営)等を経て、現在経済産業研究所コンサルティングフェローを兼務。 環境、人権、通商、安全保障など世界的ルールメイクの第一人者であると同時に東西の哲学、宗教、歴史に通暁。企業経営、イノベーションを斬新で大きな視点からとらえる講演は多くの経営幹部から「世界を見る目が変わった」と高い評価を得ている。 主な著書に『競争戦略としてのグローバルルール』(東洋経済新報社)、『サステナビリティ・ミックス』 (日科技連出版社)などがある。