TOP イマ、ココ、注目社長! おいしいパンはみんなを笑顔にする。群馬から全国に広がるパン経済圏。地域を元気にするパンのプラットフォーマーとして、仕事の楽しさを子どもたちに伝えたい。

2021/07/07

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第155回

おいしいパンはみんなを笑顔にする。群馬から全国に広がるパン経済圏。地域を元気にするパンのプラットフォーマーとして、仕事の楽しさを子どもたちに伝えたい。

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  • 株式会社パンフォーユー 代表取締役 矢野 健太氏

 

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パンは世界の共通言語。世界中のあらゆる場所で、その土地ならではのパンが食されています。株式会社パンフォーユーは、「新しいパン経済圏を作り、地域経済に貢献する」をミッションに掲げるパンのプラットフォーマーです。

群馬を拠点に、オフィスや個人宅へ焼き立てのパンを冷凍して届けるサービスを展開。冷凍パンを活用したパン屋開業支援サービスや、おいしいパンを販売したい企業・個人とパン屋をつなぐOEMプラットホーム事業なども行っています。

創業者の矢野健太氏は、京都大学のアメフト部で活躍した後、新卒で電通に入社。その後、教育系ベンチャーを経て、地域系NPOへ。その経験を生かして、地方を元気にしようとパンフォーユーを立ち上げました。

なぜ起業しようと思ったのか、パンを扱おうとしたのはどうしてなのか、矢野氏にお話をうかがいました。

(聞き手/井上和幸

京都大学アメフト部で活躍したのち、新卒で電通に入社

──矢野さんは群馬県桐生市で起業されました。もともと群馬のご出身だったのですか?

 

矢野 生まれは東京の浅草です。うちは家系にサラリーマンがいなくて、父や祖父、曾祖父も会社を経営していました。みんなが浮き沈みの激しい世界で苦労する姿を見ていたので、自分は絶対に経営者にはならないと決めていたのですが…血は争えませんね(笑)。

群馬には小学校に入るタイミングで移りました。方言という言語の違いをはじめ、子どもながらに都会と地方のギャップを感じました。小中高と群馬で過ごし、高三では生徒会長を務めましたが、そこで全校生徒をダイナミックに動かすことを経験し、自分はそうした方面に向いているのではないかと感じました。

卒業後の進路については、高三の夏までは医学部を志望していましたが、医学部を受験するなら一浪も覚悟する必要がありました。それは無理だと思い、いろいろ考えて京都大学の経済学部に進学しました。

 

──京都大学ではアメフト部で活躍されました。大学アメフトでは強豪であり超名門クラブですよね。なぜアメフト部に入られたのですか。

 

矢野 中学生のときにクラブチームで野球をしていたのですが、肘を壊して一度は野球の道を断念しました。大学に入って「矢野君、ボールを投げるのがうまいね。クォーターバックをやってみないか」とアメフト部に勧誘され、「もう一度ボールを投げるスポーツで勝負したい」という思いから入部を決意しました。

 

──京都大学卒業後、電通に入社されました。入社の動機は?

 

矢野 子どものころからテレビが好きで、いつかテレビをつくる側に回りたいと思ってい...

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プロフィール

  • 矢野 健太氏

    株式会社パンフォーユー 代表取締役

    1989年生まれ。群馬県太田市出身。京都大学経済学部卒業後、新卒で電通入社。その後、教育系ベンチャーを経て、地域系NPOへ。その経験より、新しい雇用を生み出すことにより地域が活性化することを実感。パンフォーユーの企業ビジョン「魅力ある仕事を地方に」の原点に。2017年1月に株式会社パンフォーユーを設立し、代表取締役に就任。2018年5月に同社にて経営陣によるMBOを実施し、地域のパン屋さんのパンを冷凍で配送する、現在の事業モデルへ。「地域パン屋のプラットフォームとして、地域経済に貢献し、新しいパン経済圏をつくる。」をミッションに掲げ、冷凍×ITで実現パンを作る人・売る人・食べる人 三方よしのプラットフォームを提供している。