TOP KEIEISHA TERRACEセミナー  ナレッジライブラリー 【長村禎庸氏】ベンチャーで「成果を出す」マネジメントの極意(Vol.2)

2021/04/02

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第15回

【長村禎庸氏】ベンチャーで「成果を出す」マネジメントの極意(Vol.2)

  • 組織
  • マネジメント
  • 株式会社EVeM CEO 長村 禎庸氏

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2021年2月9日、KEIEISHA TERRACE オンライントークライブが開催されました。今回は、【マネジメント力強化シリーズ】の第三弾。【ベンチャーで「成果を出す」マネジメントとは?】をテーマに、株式会社EVeM代表の長村禎庸氏と、弊社代表取締役CEO 井上和幸とで行われた対談の一部を、編集してお届けします。

ベンチャーマネジャー育成トレーニングを提供する長村さんは、「(カオスの中の)ベンチャーでマネジメントをすることは、人生・キャリアを切り開く武器を手に入れることに近い」と話されています。ベンチャーへの参画を考えている方や、ベンチャーでのマネジャー陣育成・活用のヒントが知りたい方は、ぜひご覧ください(全3回)。

井上 前回、「ベンチャーのマネジャーとは経営の代理人であり、経営陣の一員という理解が大事」というお話がありました。だからこそ、自分に経営陣に求められていることを確認しておく必要があるということでしたが、長村さんが以前DeNAにいらっしゃったときには、最初からそういうご認識でしたか?

 

長村 いえ、最初はその理解はなく、会社の中の小さい領域を仕切っているといった気持ちでした。マインドが変わったのは、自分が経営企画のマネジャーをしたときです。DeNAの取締役会と経営会議の議事録係を1年間務める機会があり、そこで大きな気づきがありました。

「そうか、こういう文脈を理解した上で日々の業務に臨めば、残した成果が全然違ったな」とか、「なぜ社長や創業者の人と話せる機会があったのに『自分の役割はこれだ』と彼らにぶつけなかったのか」と本当に後悔したんです。

DeNAは、当時国内で1,000人ほどの社員が在籍していたのですが、そのくらいの規模でも社長や創業者には近いんですよ。普通にフロアにいるので、廊下で「ちょっといいですか、3分だけ時間をください」と言って、「自分はこの領域のこのマネジャーなのでこういう成果を残したいと思っているのですが、それは社長であるあなたの意に適っていますか」といったように聞いてみればよかったと思うんです。

 

井上 それができた状況はあった、と?

 

長村 はい。自分で追いかけて握った成果なのか、あいまいに降ってきた成果なのか、そのどちらを達成するかで自分の評価も変わると思いましたね。もちろん前者の方が、絶対に評価が残る。成果を出したとしても、それが社長から求められていないものだったら、「そもそもさぁ、その目標ってちょっと違うんだよね」と言われてしまいますから。

DeNAのときは経営陣と非常に近い距離でやっていた分、自分から働きかけること...

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プロフィール

  • 長村 禎庸氏

    株式会社EVeM CEO

    株式会社EVeM CEO。新卒でリクルート入社。ゼクシィの営業を担当。2009年にDeNAに入社。広告営業マネージャー、広告事業部長、株式会社AMoAd取締役、採用マネージャー、経営企画マネージャー、子会社監査役など、事業からコーポレートまであらゆる部門の経営、マネジメントに従事。2014年にはiemo株式会社、株式会社ぺロリの買収に伴うPMI責任者として両社とDeNAの統合を担当し、その後再び広告事業部長に就任。買収したサービスも含めDeNAグループ全サービスの広告マネタイズ責任者として広告ビジネスを拡大。2016年、MERYを運営する株式会社ぺロリに出向し、社長室長兼人事部長として組織・事業の急拡大をリード。2017年ハウテレビジョン入社。取締役COOとして停滞する同社をターンアラウンドし、2019年東証マザーズ上場に導く。2020年にハウテレビジョンを退社・独立。株式会社EVeMを設立する。