TOP 異能の経営者 ~ I know. ~ 【AuB代表 鈴木啓太氏】 応援してもらえる選手がみんなの記憶に残るように、「あって良かった」と思われる会社をつくりたい。(vol.4)

2021/03/09

1/1ページ

第40回

【AuB代表 鈴木啓太氏】 応援してもらえる選手がみんなの記憶に残るように、「あって良かった」と思われる会社をつくりたい。(vol.4)

  • 経営
  • キャリア
  • 経営者インタビュー
  • AuB(オーブ)株式会社 代表取締役 鈴木 啓太氏

 

現役一流経営者の記事が読める!60秒で簡単メンバー登録はこちら > >

 

 

スポーツ界のあるあるが比喩として使われることが多い会社経営。アスリート経験者ならなおのこと、元サッカー日本代表の鈴木啓太氏は「スポーツとビジネスは深くつながっている」と改めて自覚します。最終回の第4回は、鈴木啓太 氏が腸内環境解析事業を通じて作って行きたい未来、そして経営者として大切にしていること、自身に課しているミッションについて深掘りしていきます。

 

(聞き手/井上和幸)

 

(第3回はこちら

サッカーはチームスポーツ。ビジネスと深くつながっている

――前回、オシム・ジャパン時代の経験 と本田宗一郎+藤沢恒夫の関係性が、鈴木さんの中でリンクするという話が出ていましたが、やはりサッカーは集団競技ということもあって組織運営に似ている部分が多いのではないかと思います。

 

現役引退後、「ビジネスを学ぶために起業したのだから、サッカーとは別ものだと思おう」と意識している時期はありました。「いつまでも選手時代のことを引きずっていてはいけない」という戒めを自分に与えていたところもあったと思います。でも、仕事をすればするほど「なんかこれ、サッカーに似てない?」と感じる場面が出てきます。自分なりに頭の中で整理するにしても、サッカーに置きかえた方が早いことが多いんです。

 

――いや、元選手という立場でなくても、ビジネスでスポーツを例えに使うシーンって少なくないと思います。私も、自分自身はバスケットをやっていてサッカーは応援専門のファンですが、昔から「(コミュニケーションで)パスまわし早くしようぜ」とか「(提案のクロージングなどで)蹴り込め」「いつまでも足もとにボールを置いているんじゃない」といった表現をよく使ってきています。

 

そうですよね。役回りにしても、営業はフォワードですし管理部門はディフェンダー?いや中盤かなとか。プレイに例えても、このパスは単に取りやすいボールを出してくれているだけなのか、「走れ!」というメッセージが込められたものなのかと考えた方が、わかりやすいし納得感もある。スポーツとビジネスって、実はとても深くつながっているんだなと、ビジネスに転じて時間が経つほどに強く感じます。

 

ただ、サッカーの世界では選手生命を追われることはそうそうないんです。リーグで守られているしガバナンスも効いていますから。でも、ビジネスでは会社を作るとポンッと社会というフィールドに出されて、よくルールもわからない中、何か問題があるとすぐに退場になることもあります。それなのに、法的なこと、財務や税務的なことも、自分たちで手探りしながら判断しなければいけないことが多い。このあたりは、サッカーとはまったく違うと思いますね。しっかりと勉強して対応しなけれ...

こちらは会員限定記事です。
無料会員登録をしていただくと続きをお読みいただけます。

プロフィール

  • 鈴木 啓太氏

    AuB(オーブ)株式会社 代表取締役

    元プロサッカー選手。東海大翔洋高校卒業と同時に、Jリーグ浦和レッズに加入。レギュラーを勝ち取ると、2015シーズンで引退するまで浦和レッズにとって欠かせない選手として活躍。2006年にオシム監督が日本代表に就任すると日本代表に選出され、初戦でスタメン出場。以後、オシムジャパンとしては、唯一全試合先発出場を果たす。現在はサッカーの普及に関わるとともに、自身の経験から腸内細菌の可能性に着目し、AuB 株式会社を設立。「すべての人を、ベストコンディションに。」を目標に掲げ、アスリートの腸内細菌の研究成果より、ヘルスケア、フードテック事業を行っている。現在販売中の「AuB BASE(オーブ ベース)」は、20年9月時点で累計出荷個数1万個を突破。10月より第2弾商品「AuB MAKE(オーブ メイク)」をMakuakeにて先行予約受付開始し、21年1月14日より一般発売を行う。