TOP CxOの羅針盤 ーベンチャーCxOを本気で目指す志高き人たちへー 「マネジャー」をつくるエコシステムをつくりたいーーEVeM長村禎庸氏に聞く、組織づくり【前編】

2021/01/29

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第1回

「マネジャー」をつくるエコシステムをつくりたいーーEVeM長村禎庸氏に聞く、組織づくり【前編】

  • リーダーシップ
  • マネジメント
  • キャリア
  • 組織
  • 株式会社EVeM CEO  長村 禎庸氏

 

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「CxO」とは「Chief ×Officer」、つまり企業における「最高○○責任者」のこと。企業において、その業務や機能の責任者を指す。ベンチャー企業が増えている昨今、それまでの経験を活かして「ベンチャーCxO」への転職にチャレンジする人も増加している。「CxO」を知ることで、新しいキャリアパスが見えてくるはずだ。

今回お話をお伺いしたのは、株式会社EVeMの長村禎庸氏。長村氏はリクルート、DeNA、ハウテレビジョンを経てマネジメントトレーニング事業を行う株式会社EVeM設立。DeNAでは広告事業部長、AMoAd取締役、ぺロリ社長室長兼人事部長、ハウテレビジョンでは取締役COOとして同社を東証マザーズ上場に導いた。前編では「CxO」を知り尽くした長村氏に、これまでのキャリアについて話を聞いた。

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商売の本質を身につけたリクルート時代

井上 まずは長村さんのキャリアからお伺いさせていください。大阪大学卒業後はリクルートに入社されているんですよね。

 

長村 リクルートに入社したのは2006年ですね。

 

井上 そのころリクルートに入社した方は、みなさん優秀ですよね。どうして就職先にリクルートを選ばれたのですか。

 

長村 ぼくはこう見えて就活生としてはかなり強い就活生でして(笑)、電通や三菱商事などの大手企業から内定をいただいていました。そのなかでリクルートだけが、ぼくの話を深掘りして聞いてくれたんですよね。ぼくのことをわかってくれているように感じたので、リクルートに決めました。

 

井上 実際入社されて、仕事はいかがでしたか? 入社後はゼクシィの営業をされていたんですよね。

 

長村 リクルートではたいした活躍はできなかったのですが、大事なことは教わったと思っています。ゼクシィはリクルートのビジネスのなかでも特に業界での影響力が強い部門でした。ユーザーの認知度は98%で、クライアントの広告宣伝費の90%くらいをお預かりしているので、こちらのちょっとミスや手抜きでクライアントに致命的な打撃を与えてしまうような影響力をもっていました。

 

商売というのは、相手にとって役に立つことをして、その対価をもらう、ということがわかりやすい仕事でしたね。ゼクシィでは商品の提案というより、お客さまの売り上げを伸ばすことを考えていたので商売の本質といいますか、「相手が儲かることで、その一部を頂戴している」という感覚が身に着きました。

 

マネジメントにこだわり、転職を決意

井上 その後、DeNAに転職をされるわけですね。ど...

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プロフィール

  • 長村 禎庸氏

    株式会社EVeM CEO 

    株式会社EVeM CEO。新卒でリクルート入社。ゼクシィの営業を担当。2009年にDeNAに入社。広告営業マネージャー、広告事業部長、株式会社AMoAd取締役、採用マネージャー、経営企画マネージャー、子会社監査役など、事業からコーポレートまであらゆる部門の経営、マネジメントに従事。2014年にはiemo株式会社、株式会社ぺロリの買収に伴うPMI責任者として両社とDeNAの統合を担当し、その後再び広告事業部長に就任。買収したサービスも含めDeNAグループ全サービスの広告マネタイズ責任者として広告ビジネスを拡大。2016年、MERYを運営する株式会社ぺロリに出向し、社長室長兼人事部長として組織・事業の急拡大をリード。2017年ハウテレビジョン入社。取締役COOとして停滞する同社をターンアラウンドし、2019年東証マザーズ上場に導く。2020年にハウテレビジョンを退社・独立。株式会社EVeMを設立する。