TOP 【プロ経営者の条件】山田 哲氏 業界が違っても基本的な考え方は同じ。新しい場所ではいつも、たくさん情報を集めるところから。(Vol.3)

2020/12/17

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【プロ経営者の条件】山田 哲氏

第3回

業界が違っても基本的な考え方は同じ。新しい場所ではいつも、たくさん情報を集めるところから。(Vol.3)

  • 経営者インタビュー
  • プロ経営者の条件
  • 経営
  • キャリア
  • 株式会社タイトー代表取締役社長 山田 哲氏

 

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自身の実力だけを頼みに、独り、ビジネス界を歩き続けるプロ経営者。彼らは経営のプロフェッショナルとして、何を考え、何を経験し、どのような視座、価値観を持って仕事に臨んでいるのだろう。プロ経営者のプロたるゆえんを、実際に活躍中のプロ経営者の話から解き明かしていく「プロ経営者の条件」。

 

前回、前々回に引き続き、「プロ経営者の条件」は、株式会社タイトー代表取締役社長の山田哲氏をゲストにお迎えした。山田さんは35歳で銀行を飛び出し、その後は、かつての経験に頼ることなく、常に興味を持った新しい分野にチャレンジしてきた。スターバックス時代には、最初の9カ月間は身分を隠して店舗スタッフとして働くことを志願。タイトーではテレビ番組の企画で変装し、一スタッフとして現場で働くなど、真の現場感覚を大切にする経営者でもある。今回が最終回。

 

(2回目はこちら

 

オンラインでも、リアルな機械と人間のかかわりにこだわりたい

井上 お話いただける範囲で構いませんが、タイトーとしてはこれからこんなことをやっていくぞという話をお願いします。

 

山田 タイトーの今後のところで言いますと、先ほどオンラインクレーンの話をしましたが、我々の強みはリアルな店舗だと思っているんですね。そこでの接客だったり、運営ノウハウだったりといったことです。

 

オンラインクレーンにしても、別にクレーンゲーム自体をCG化してやれば投資金額も少なくて済みますし、ビジネスの規模をより拡大しやすいとは思いますが、敢えてリアルな機械にこだわり、そこにリアルな人間がいることにこだわっていきたい。

 

普通の店舗でも、ぬいぐるみの場所を移動させてあげて取りやすくさせてあげるというサービスがあるのですが、そういったサービスをネットの世界でもやっていくのがタイトーらしいと思っています。

 

アフターコロナで巣ごもり需要といわれていたようなことが、これからも伸びていくでしょうから、そういう意味ではデジタルのところに、よりフォーカスしながら、ただし、タイトータッチというか、リアルなものとの融合にこだわって、「こんなこともやるのか?」ということをやれたら面白いですね。社内でも、「いろいろ考えよう」と言い放っています。

 

例えば、テレワークを1日やって、夜はオンラインでタイトーのゲームセンターで遊んで、明日は友達と待ち合わせして新宿のお店に実際に行く。でも、そこにも実はオンラインで、リアルタイムで参加している地方の友だちがいる――といった、どのゲームセンターでも楽しめる世界がつくれたらいいなと思っています。

 

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プロフィール

  • 山田 哲氏

    株式会社タイトー代表取締役社長

    1961年2月1日、東京都出身。 一橋大学経済学部卒業、マサチューセッツ工科大学経営大学院修了、ハーバード大学経営大学院修了。 1983年4月株式会社東京銀行(現株式会社三菱東京 UFJ 銀行) 入社、1996年8月日本コカ・コーラ株式会社入社 。2000年5月 ディールタイムドットコム株式会社 代表取締役社長 兼 最高経営責任者(CEO) 、2002年6月スターバックスコーヒージャパン株式会社 オフィサ、 2008年4月 フェニックスリゾート株式会社 代表執行役社長 兼 最高経営責任者(CEO) 、2009年8月株式会社ユー・エス・ジェイ 執行役員 コーポレート・マーケティング・パートナーシップ本部長、2012年6月株式会社ローソン 上級執行役員 海外事業グループ最高執行責任者(COO)、2014年9月株式会社ローソン 上級執行役員 オーバーシーズカンパニー社長、2016年12月株式会社タイトー 取締役副社長。2017年4月株式会社タイトーの代表取締役社長に就任。