TOP イマ、ココ、注目社長! 「オフィス賃貸×AI」――業界を健全に進化させ、優れたサービスを提供する不動産のプロフェッショナルがさらに事業を伸ばせる世界をつくりたい。

2020/09/23

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イマ、ココ、注目社長!

第112回

「オフィス賃貸×AI」――業界を健全に進化させ、優れたサービスを提供する不動産のプロフェッショナルがさらに事業を伸ばせる世界をつくりたい。

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  • 株式会社estie 代表取締役CEO 平井 瑛氏

 

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株式会社 estie(エスティ)は、2018年12月の創業。借り手のオフィス探しをシンプルにする『estie』と、不動産のプロ(貸主、管理会社、仲介業者など)の業務を圧倒的に効率化する『estie pro』という、2つのプラットフォームを提供している会社です。創業者の平井瑛・代表取締役CEOは、東京大学経済学部を卒業後、三菱地所株式会社に入社。海外(米国・英国・ASEAN・中国)での不動産投資運用に4年間従事し、途中からは新事業創造部も兼務しました。その後、東京でオフィスビルの賃貸営業を担当した際に、海外、特にアメリカ市場との大きな差に驚いた経験などが起業の原点になったそうです。

 

(聞き手/井上和幸)

 

借り手のオフィス探しとプロの賃貸業務を圧倒的に効率化。

――まずは、創業の経緯からうかがいます。前職で海外での不動産事業に従事されていらっしゃりながら、東京の事業用不動産市場を見て驚かれたことが創業の原点だと。どういった点に驚かれたのですか?

 

 

平井 海外の市場、特にスタートアップが席巻し始めたくらいのアメリカ市場をよく見ていた自分としては、そもそもマーケットに参加している不動産事業者ですらアクセスできる情報がアメリカと比べとても少ないことに驚きました。

 

ということは、事業者から情報をもらっているエンドユーザー(テナント企業)がオフィスを選ぶときには、暗闇の中にいるような、かなり限られた情報の中から重大な意思決定をしているということです。こうした日本とアメリカのギャップを埋めることは、社会的な意義も大きいと思いましたし、また、ニューヨークよりも東京の方が事業用不動産の市場規模が大きいこともあって、チャレンジしがいのあるものに思えました。

 

それで、三菱地所で働きながら約1年間準備をして、2018年12月に創業、2019年4月より本格始動するという形になりました。

 

 

――ビジネスモデルとしては、今のものと近しいものを最初からイメージされていたのでしょうか?

 

 

平井 そうですね。形が変わった部分は大量にありますが、骨格の部分は変わっていません。つまり、「オフィスの市場、事業用不動産の市場において、あるべき情報をあるべきところにスムーズに流す」というのが根本的な発想であり、それをどう実現するかという方法論については多少変わってくる部分もあると思っていました。

 

 

――その御社のサービスについて、ここまでの変遷をお話しいただいてもよろしいですか。

 

 

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プロフィール

  • 平井 瑛氏

    株式会社estie 代表取締役CEO

    東京大学経済学部卒業後、三菱地所株式会社に入社。米国・英国・ASEAN・中国における不動産投資運用業務に従事し、 既存・新規を合わせて約1兆円規模のポートフォリオマネジメント。 新事業創造部を兼務後、東京におけるオフィスビル賃貸営業やスタートアップ支援施設の立ち上げを経て、 2018年12月株式会社estieを創業。商業用不動産市場のデータプラットフォーム構築を目指し、「estie pro」および「estie」を提供。