TOP ビジネス著者が語る、リーダーの仕事術 狭域での事業を通して思うコミュニケーション方法

2020/09/03

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第79回

狭域での事業を通して思うコミュニケーション方法

  • ビジネススキル
  • キャリア
  • 株式会社まいぷれwithYOU 代表取締役 加藤淳氏

今回の「リクルートOBのすごいまちづくり2」の発刊にあたり、私の担当章では約130社のフランチャイジーの一つとして兵庫県の伊丹市、尼崎市、宝塚市で運営している「まいぷれ事業」のことを書いています。
 
弊社の「まいぷれ事業」は、地域情報プラットフォームとしての生活情報ポータルサイト事業「まいぷれ」、地域共通ポイント事業「まいぷれポイント」、自治体からのふるさと納税業務受託事業の3つを市単位で行っています。
 
原稿のサブタイトルとして「顔の見えるコミュニケーションで地域の課題を解決」と付けていますが、市単位の狭域で事業を行っているためFace to Faceのコミュニケーションが重要です。

このようなことを書くと、昭和の営業マンが相変わらずの事を言っていると受け取られるかもしれませんが、その見方も半分当たり、半分はずれかなと思います。

 

今回の新型コロナ感染をきっかけに国全体で仕事でのリモート対応がかなり求められ、実際にこれまでより出社せずにリモートで業務が進むことが増えています。ただ、リモート対応が進んだ部分の大きな割合は、大企業の社内会議や、大企業が関わる社外との打ち合わせで、そもそももっと早く業務改善、効率化が進むべき領域だったのではないでしょうか。私もこの流れは賛成ですし、もはやこの方向が加速することは間違いないでしょう。

 

一方で私が普段接している街のお店とのやりとりを一朝一夕に進められるかというと難しい部分が多くあります。お店側のシステム環境やITスキルの部分が大きなネックになっています。

 

ただ、Zoomやスカイプを使ったコミュニケーションは無理でも、数年前はメールでの連絡も限られたお店だったのが、最近はLINEやメッセンジャーでの連絡ができる店も多く、以前よりもコミュニケーション手段が増えているのも事実です。

 

メールが世の中に現れて自分の業務時間が中断される機会が減り、移動時間も削減できるようになってきた20年前くらいにも思ったことですが、この便利になって削減された時間や手間はより充実したFace to Faceコミュニケーションに充てられるべきではないかと。

 

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プロフィール

  • 加藤淳氏

    株式会社まいぷれwithYOU 代表取締役

    1988年、リクルート入社。西日本人材開発部(新卒採用)、西日本経理部を経て、関西住宅情報事業部へ。全く業績の上がらない営業マン時代を2年ほど過ごした後に連続達成、売上ギネスを記録。1999年リクルートを退職、ケイオスに入社。商業コンサル業務の一方、新規事業立ち上げを準備して2000年にシー・ブラッド設立。マンション・ニュータウンでのコミュニティ形成支援事業を手がける。2007年、新規事業「まいぷれ」の運営を「いたみん(伊丹市版)」で、伊丹市役所との官民協働事業としてスタート。2009年、シー・ブラッド退職。2010年、まいぷれwithYOUを設立して「まいぷれ事業」をスピンアウトで買収し、専業会社として運営開始。伊丹市・尼崎市・宝塚市のまいぷれパートナー企業として地域ポータルサイト運営の他、自治体との官民協働事業として地域共通ポイント「いたポ」(伊丹市)・「まいポ」(尼崎市)の運営、伊丹市ふるさと寄附業務の受託運営を行っている。プライベートでも少年野球の部長、中学校のPTA会長、マンションの大規模修繕委員長、自治会長などを経験し地域と関わっている。